青い海に真っ白な石灰岩が映える島のハイライト
長い年月をかけて、石灰岩が大気中の二酸化炭素が溶けて弱酸性となった雨水で浸食されてできる「カルスト地形」。ドリーネと呼ばれるすり鉢状の穴や、鋭く切り立った三角錐状塔群などで構成されていて、青い海と空を背景に見ると、とても印象的な風景です。日本じゃないみたい!
島の中で、なぜここにだけ石灰岩が露出しているのか不思議なのですが、鳥羽市の天然記念物にも指定されています。ニワの浜でしばし景色を楽しんで、ぐるっと島を一回りしてお宿へ戻ります。古里の浜には、八畳岩という巨岩もありました。
お宿に戻って、夕食タイム。お昼も海の幸だったけど、夕食もお魚三昧です。もちろん異論はありません!
素朴な料理ばかりなのですが、何を食べても本当に美味しい。伊勢湾の恵みがしっかりと詰まったお膳に大満足でした。ちなみに、私たちは一番お値段が安いコースを選んだのですが、特別料理が付く隣席には、信じられないような品数の魚料理が次々と運ばれてました。大柄な男性でしたけど、「いくらなんでもこんなには……」と途中で音を上げてました(魚がいっぱい出て来る怖い夢にうなされるんじゃないかと心配になりました)。
さて、明日は隣の菅島を訪ねます。どんな景色に出会えるでしょうか。【浜辺から薮の中まで網羅! 伊勢湾に浮かぶ「神島・菅島」船旅&プチ登山】へ続く。