モンベルの隠れたヒット商品は数多く、今回紹介するドライストレージバッグもその一つです。登山靴やレインウエア、テントのフライシートなど、加水分解のリスクがあるギアを性能劣化から守るためのバッグです。
スニーカーのベタつき、合成皮革製品のひび割れを解決
加水分解とは水分や空気中の湿気によって発生する分解反応のことで、ポリウレタンやウレタンゴム、ポリ塩化ビニールなどが劣化することで起こる現象です。スニーカーがベタベタしたり、合成皮革製品のバッグがひび割れしたりするのが代表的な“あるある”ですよね。こうした加水分解などの劣化を和らげるために作られたのがドライストレージバッグです。
同社のドライストレージバッグでは水蒸気透過度の極めて低いフィルムとジッパーを使っています。特殊なフィルム構成で高いバリア性能を発揮してくれます。普通の収納袋の水蒸気透過度が5gから10gなのに対して、ドライストレージバッグは0.08gと高性能です。