ソトラバ

八ヶ岳ブルーを求めて編笠山へ! 山中の赤提灯が誘惑するシビアかつタフな岩稜ハイク

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岩場下った山中に赤提灯の一軒飲み屋?の山小屋

下山は青年小屋からの巻道ルートを使います。山頂から青年小屋へはハイマツの低木地帯を縫うように下り、岩場ゾーンを一気におります。ペンキマークを確認しながら慎重に下ります。足を滑らせると大ケガ、最悪の場合骨折の心配もあるような隙間だらけの岩場帯です。

編笠山の青年小屋

危険な岩場から降り立った先に「遠い飲み屋」の赤提灯で有名な山小屋「青年小屋」が建っています。西ギボシ〜東ギボシ〜権現岳の難所踏破を目指す登山者の宿泊ベースとして知られています。夕景を浴びながら満天の星のシャワーの元、美酒に酔いたいですね。

青年小屋の赤提灯

左手に権現岳山頂を見やり、巻き道より下山します。登りルートでも通った押手川分岐までは大きな石を飛び伝うようなアップダウンのある厄介な長い下山路なので、気を緩めることのないように注意しましょう。押手川からは来た道のピストンです。全体にタフなルートですが、切り立った場所もなく1カ所の梯子部も短いので安心できるルートですが、ビギナー向けとはいえ、それなりの経験値も必要と思います。

編笠山の青年小屋