「シャワーを制するものは車中泊を制す」と語るのは、美容師でキャンプ系YouTuberのkomiage(こみあげ)さん。車中泊は自由度もコストパフォーマンスも高いという利点がある一方、汗のべたつきや体に染みつく焚火・焼き物の臭いに悩まされます。komiageさんのYouTubeチャンネル『ビビりの家族が行くキャンピングカー生活』では、自身のキャンピングカーにシャワーシステムを設置する様子をアップ。どんな内容だったのか、詳しく見ていきましょう。
家族からクレームが入るシャワールームは
激安ポンプで改善できるのか?
実は、komiageさんのキャンピングカーには元々シャワーシステムが設置されていました。しかしその実態は、ポリタンクにやかんで沸かしたお湯を入れるというシンプルなシステム。残念ながら妻や娘の支持を受けられず、結局廃止に至っています。そこで最新鋭のシャワーシステムを設置し、ずっと憧れていたシャワー室の構築に取り掛かったそう。
目指すのは、手間なし・ストレスなしのシステム。10Lのポリタンクからポンプの力で水を吸い上げ、シャワーから排水できるように構築されています。肝となるのはポンプ。相場は1万円程度ですが、komiageさんが購入したのはAmazonで2000円程度のお手頃な商品です。
安いながらも、シャワーの止水・吐水時には水圧を自動感知してポンプの電源を切り替えてくれる優れもの。水圧調整されないままだと、各部の接合部に水圧がかかって不具合の要因となってしまうため、ポンプの性能に期待が高まります。
一難去ってまた一難…… 激安ポンプはやっぱり不良品?
組み立てが終わって実際に使うフォーメーションでテストをおこなったところ、接合部からまさかの水漏れ。友人から寄せられたアドバイスを元に改善してもう一度テストを試みるも、今度はポンプが作動しなくなるという緊急事態が発生してしまいます。
水圧がかかり、ポンプのモーターが焼きついて壊れてしまったのかもしれないと推測するkomiageさん。しかしポンプを分解してみると故障ではなく、水圧の調整によって問題なく作動することが判明しました。