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キャンピングカーに大きな穴が2カ所も!? 走るた度にどこかが壊れる愛車をおっちゃんがDIYで修復

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • おっ! チャンネルの動画のサムネ
  • 内張りを剥がした車両のフロント部
  • フレキシブルに使えるスネークシャフト
  • 断熱効果を高めるアルミシート
  • フロントカバーを戻したダッシュボード

車中泊動画『おっ! チャンネル』は、熟年夫婦のおっちゃんとM子さんが自作・改造したキャンピングカーで全国を巡る人気動画です。今回注目した「【17年落ちキャンピングカーの巨大穴をふさげ】猫が落ちるほどの穴が2ヶ所も! ツアー出発前に緊急工事!」では、新たなツールを導入した修復作業の様子を紹介。どのような工程だったのか詳しくみていきましょう。

隙間風をもたらしていた大きな穴

動画に登場したのは、走る度にどこかが壊れて修理しながら乗り続けているキャンピングカー「グローバル・エクステージ」。以前の動画でワイパーが故障し、修理のためにフロント部分のカバーを外したところ、フロントの底に大きな穴が2つ開いているのが見つかりました。

映し出されたフロントカバー内部には、他にもパーツのひび割れや頼りないペラペラの紙テープで補修したような箇所が……。

今回の作業は、断熱素材を接着するための掃除からスタート。フロント内部の劣化しているテープ、コーキングのゴミなどを全て取り除いていきます。テープは完全に劣化していて、伸縮性はほとんど残っていません。続いてフロントカバーのコーキングやスポンジなどの付着物を金ベラでそぎ落とし、最後に布で汚れをきれいに拭き取ります。

新兵器「スネークシャフト」で作業が快適に!

下準備が終わり、いよいよ修復作業のスタートです。まずは防風・断熱・難燃性のアルミマットを、穴やフロントの形に合わせてカット。エンジンの熱の逃げ道を残すため、気休め程度にアルミマットが穴に張り付けられました。

次に運転席側に風が入らないよう、フロントの内側カバーを戻して防風対策作業へ。前回の修理時、おっちゃんを手こずらせたのがフロント部分の細かい作業です。今回はその対策として、電動ドライバーに接続できるエクステンションバー「スネークシャフト」を用意。狭い箇所や壁際の作業にとても便利で、スムーズかつしっかりとネジが止まって「おお…… ばっちり!!」と歓喜の声が響きます。

内部カバーを取り付け、断熱効果を高めるためにわずかな隙間でもアルミシートを被せて対処。隙間を完全に埋め終えたら、防風・断熱対策は完了です。