くるま旅派のキャンパーさんにとって、意外と知られていない事実のひとつが、道の駅では基本的に車中泊が禁止されていること。なかには車中泊をOKにしている施設もありますが、道の駅は休憩目的が前提の施設でもあり公共の空間での宿泊行為は認められていないことを知っておきましょう。
宿泊目的ならRVパークがおすすめ
日本RV協会(JRVA)が認定する車中泊施設のRVパークは、現在400を数える施設が日本各地に点在しています。利用できる車両はキャンピングカーに限らずミニバンや乗用車でも利用することができ、車中泊目的であれば誰でも使うことが可能です。
RVパークの利用予約方法は、『RVパークsmart』やスマホアプリの『RV-Park.jp』からインターネットで事前に予約・利用料金の支払を済ませることができ、利用当日に予約完了後表示されたQRコードを現地のQR読み取り機に読み取らせる(チェックインする)ことで、設定された利用時間に電気が供給される無人宿泊サービスを利用することができます。
RVパークを利用するメリットは?
前述の通り、RVパークは車中泊利用であれば車両を問わず使うことができ、余裕のある駐車スペースや複数日の滞在も可能。もちろん、24時間利用できるトイレも完備され、100V電源も使うことができます。また、RVパークはクルマで15分圏内の近隣に入浴施設があるロケーションにあるため、旅の疲れをしっかり癒せるのも魅力といえます。
もちろん旅で出たゴミの処理も可能です(料金は宿泊代に含まれる場合のほか、別途料金が発生する場合もあります)。ほかにも入退場の制限が緩やかであるのもうれしいポイントです。