ソトラバ

山頂付近でのテント泊に憧れる! 日帰り登山からワンステップ進むためのテント泊登山入門

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • 唐松岳のテント場の標識
  • 登山のテント場
  • 北アルプスのテント場
  • 山行用のコンプレッションバッグ
  • 縦走登山する男性ハイカー
  • 北アルプスのテント場
  • 登山道に散乱するゴミ
  • テント場の水場

アウトドアブームの昨今、これから登山をはじめようという人も多いはず。今回は「日帰り登山」からワンステップ上がった「テント泊登山」についての基本&注意点をご紹介します。

「衣食住」を背負って進むテント泊登山

「テント泊登山」とは山の中にテントを設営して宿泊するアクティビティで、日帰り登山に慣れたらチャレンジしたい少し上級者向けの登山です。宿泊するために「衣食住」のすべてを背負うことになるので、体力はもちろん事前の準備がとても大切。

まずは登山計画をしっかり立てましょう。ルートやキャンプ場を決めて、飲料水を手に入れられる水場の確認、難所への対策や緊急時のエスケープルートなどを踏まえて、無理のないように計画することが重要です。

北アルプスのテント場

登山計画を立てる際に気をつけたいのが、山でテント泊ができるのは基本的に「キャンプ指定地」(テント場)のみということ。指定地までの道のりや時間をしっかり確認し、余裕を持ったコースを選択しましょう。山の天気は変わりやすいため、天候の安定している時期を選ぶのも大切。テント場の近くに営業している山小屋があると、なお安心です。まずは1泊2日の計画から始めてみましょう。

登山者のレベルによって選べるテント場の種類

テント場には大きく分けて3つの種類があります。初心者におすすめなのが、登山口付近にテント場が設置されている「登山口型」。安全かつ少ない労力でテント泊が楽しめます。

北アルプスのテント場

山頂の手前にキャンプ場がある「ベースキャンプ型」は、初日に山の中腹まで登り、翌日登頂・下山をする必要があるため難易度が少しアップ。最上級は、山頂付近や稜線に設置された「稜線型」のキャンプ場です。こちらは行がハードなものの星空や雲海など絶景が魅力。まずは登山口型からスタートして、徐々にステップアップしてみてください。

大阪オートメッセ2025