ソトラバ

ハードでタフ、そしてスリリング! 秀麗なる富士の展望が待つ十二番山頂「本社ケ丸」を踏破

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • 本社ケ丸の山頂から望む富士山
  • 三ツ峠山越しの富士山
  • 本社ケ丸の山頂から望む南アルプス群
  • 笹子駅前のルート看板
  • 笹子西ルートの厳しい岩稜ルート
  • 笹子東ルートの登山口
  • 本社ケ丸の登山口標識
  • 庭洞山の登山道
  • 角研山の山頂標識
  • 笹一酒造裏手の林道
  • 船橋沢ルートの登山道

そのユニーク読み方から、なんとなく愛らしさを感じさせる「本社ケ丸」(ほんじゃがまる)は、秀麗富嶽十二景中でもっともハードな山陵ともいえます。東西の二方向からのアプローチのいずれもがタフであり、それだけに標高1631mの山頂に立った喜びはひとしおかとお思います。遮るものなしの圧巻なる富士山の姿はまさに秀麗です。

険しい岩稜の嶮、360度の大パノラマを独占

本社ケ丸はその稜線上にある清八山と富士山の東側にある前衛の三ツ峠山との縦走を楽しむ登山者に人気の山です。その山頂からの富士山の眺望は、鳥的メリットを大いに享受できる圧巻のロケーションが待っています。

三ツ峠山越しの富士山

山頂南側に霊峰富士。前衛の三ツ峠山は山頂に立つアンテナが目印となります。その西側には南アルプス群が北に広がります。目に飛び込んでくる群嶺は御坂黒岳からの脇から光岳、聖岳、赤石岳、悪沢岳、塩見岳の南アルプス南部3000m級深奥の山々。それに続いて間ノ岳、北岳、甲斐駒ケ岳の北部秀麗が名を連ねます。

本社ケ丸の山頂から望む南アルプス群

さらには八ヶ岳から金峰山、北奥千丈岳、甲武信ヶ岳の奥秩父の主役たちが居並ぶ360度のパノラマを展開。なんとも贅沢な眺望です。その分、癖の多い登山道の下りが待っていますので、最後まで気をぬくことなく慎重な下山を心がけたいですね。

三ツ峠山のアンテナ群
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