いよいよ秋田駒ケ岳(男女岳)へ登頂
阿弥陀池の避難小屋からは、山頂はすぐ目の前に見えているのですが、意外ときつくて長い。つづら折りの階段道をひたすら登ります。
ちょっと曇ってるけど、景色はバッチリ。田沢湖も見えました。雨を覚悟で来たけれど、やっぱり山頂で景色が見えたらうれしいです。
さて、八合目を目指して下山します。途中、また田沢湖がよく見えるスポットがありました。
田沢湖は、周囲約20kmの巨大な湖。水深が423.4mもあるとかで、田沢湖を眺めていると「日本で一番深い湖なんですよ」と話しかけてくださる方が何人も……。
カルデラ湖だという説もあるものの、火口であった証拠は見つかっておらず、隕石がぶつかってできたという説まであるけれど、その深さになった要因は今もなお不明だとか。なんともミステリアスな湖です。
下りの道でもいろいろな花が咲いてます。まだミネザクラが咲いててちょっとうれしい。
それもそのはず、北側斜面は、まだ雪が完全に消えてなくて、ちょっと前まで冬だったみたい。
秋田駒ケ岳は、たおやかで美しい山ですが、やっぱり活火山なんですね。火山らしい景観がそこここで見られます。
八合目の避難小屋には、噴火に備えてヘルメットが備蓄されていました。
さて、ここでバス待ちをしていたときに、ショッキングな事実が発覚。
コーヒーを買おうとして、ついでに売店のスタッフさんに「次のバスは……?」と話しかけたところ、
「バスの運行は明後日からですよ」 え? マジですか……。
親切なスタッフさん、
「誰か便乗させてくれそうな人はいないかねぇ」と駐車場を見渡してくださったのですが、なんせこちらは4人連れ。そんなに乗れそうなクルマはいないかも。
前回、ココから緊急避難的にタクシーをお願いしたことを思い出しつつ、またしてもその時にお世話になったタクシー会社に電話しましたとさ。想定外の出費がツラい……。
まぁ、おかげで温泉へ直行となりました。今宵は秋田が誇る乳頭温泉郷の黒湯で一泊の予定。ゆっくりと火山の恵みにひたることができました。
二度目の秋田駒ケ岳、控えめに言って最高でした。また時期を変えて来てみたい。東北はやっぱり憧れの地です。