ホームセンターのコーナンがプロデュースするキャンプ専門店CAMP DEPOT大和店の名物店長・塚本サンにキャンプで美味しいご飯を食べるための選りすぐりのギアを選んでもらいました。
焦げつかない水蒸気炊飯がオススメ
「キャンプでも美味しいご飯を! というテーマで集めたキャンプギアが揃っています。中でも人気の戦闘飯盒(せんとうはんごう)2型での水蒸気飯盒を推奨しています。美味しいご飯を炊くためのギアと
しては「ロゴスのARMY MEESSTIN23式飯盒」、「エバニューの山岳飯盒弍型」「バンドックの二合炊飯」などがオススメです。
ロゴスのARMY MEESSTIN23式飯盒はマニアックな官給品に近いアーミーカラーで、自衛隊要求の基準をクリアーしています。独自の長さの吊り手は吊り下げたままでもフタの開け閉めができて便利です。
エバニューの山岳飯盒弍型は自衛隊官給品を作り続けてきた工場の製法で作られたハイクオリティな逸品です。独自のハンドルの長さでバックパックにも収まりのいい山岳仕様になっています。バンドックの二合炊飯は戦闘飯盒をモデルにブラックカラーで仕上げています。コスパのいいお手頃価格でオススメです」と塚本さん。
水蒸気炊飯は、水蒸気の熱で中蓋部分を温めて調理するので焦げる心配がなく、火力の調整が難しい焚き火でも失敗なしです。コツさえ掴めば、素早く簡単に美味しいご飯がいただけます。また、戦闘飯盒2型は昔ながらのスタンダードな兵式飯盒4合サイズの半分の2合サイズなのでコンパクトで使い勝手も◎。水蒸気炊飯の方法は中蓋部分のナカゴにお米と水を入れて夏なら30分、冬場は1時間ぐらい吸水します。本体に水蒸気用のお水を200mlほど入れて約20分火にかけます。火から下ろして10分ほど蒸らせば美味しいご飯の完成です。さらに一つの火力で2品同時に調理もできます。ご飯とおかずが同時に完成するスグレモノです。
「もともとが自衛隊で使われていた官給品を模したものなので、調理器具として使いやすくて、機能性、耐久性も高く、携帯しやすい工夫がされています」