昨今トレンドになっている“外アソビ”用のクルマとして注目を集めているのがエブリイ、トヨタ・ハイエースといった商用バンやスズキ・ジムニーです。今回紹介する愛工房(めぐみこうぼう)はそれら車種用のD.I.Yで装着できるパーツを数多くリリースし、幅広いユーザーから支持を得ています。同社代表も休日はクルマで外アソビに出かけ、その「現場」で感じた「あったらいいな」をすぐ形にしています。
そんな同社がいま“外遊び用のクルマ”にマッチする、アウトドア用アイテムのラインナップを拡充中。それがここで紹介する「ホビークラブ」シリーズです。キャンプへ行ったときに重宝する、いわゆるエントリー用キャンプグッズを中心に開発をしています。
今回はそれらアイテムのなかから、ソロキャンプのときに重宝するアイテム4点をご紹介します。
【1】ランプキャッチャー
キャンプに照明(ランタン)は欠かせません。各メーカーからもLED・ガソリン・オイル・ガスタイプなど、おもに4種類のランタンが数多く販売されています。
例えばガソリンタイプのランタンになると燃料が入るため、大きさにもよりますが重量が5キロぐらいになることも。ここまで大きく(重く)なると、華奢なランタンフックやランタンスタンドではちょっと心許ないし、かといってテーブルの上に置くとそれにスペースを取られすぎて困ることもしばしば。
そんな悩みを解決すべく開発したのがランタンフックです。その使い方はハイエースなどの商用バンや現行ジムニーにあるドレインガーター(雨どい)にネジ式のフックをはさみ込み、もう片方は付属の強力な吸盤でボディに固定するというもの(※写真の吸盤はサンプル品のため、市販品はさらに大きくなる予定)。
なおランタンを引っかけられる場所は3つあり、その重さを検討しながら任意の場所に吊します(クルマ側が重いランタン)。
【2】マルチウッドテーブル
ランタン同様、テーブルもキャンプには欠かせません。こちらも素材や大きさ含め数多くの種類がありますが、そんななかで同社製品アピールポイントは「オールウッド」であること。たとえば折りたたみ式のそれは、ヒンジ部分は金属の素材だったり固定用にネジを使っている場合がほとんどですが、ホビークラブはそれらを一切使ない、環境に考慮したデザインになっています。
組み立て方もかんたんで、レッグの差し込み口に天板を通し、ハの字にして固定するだけ。天板の両サイドにはOD缶とドリンクが差し込める穴が設けられてて、ソロキャンプでの用途にピッタリの設計。なおOD缶はロングタイプもショートタイプも両方入る設計になっています。ちなみにこのテーブルを拡張するグッズの開発を考えているとかで、今後の展開が楽しみです。
【3】メタルシェラボウル mini 550
本業で普段から取引のある新潟県燕三条市の業者とホビークラブのダブルネームデザインのシャラカップ。特徴は密封できるフタがついていて、1合ぶん炊飯ができるところ。先のテーブルで紹介したOD缶のガスバーナーなら火力も十分、おいしいごはんが炊けるのは想像に事欠きませんね。
【4】キャンプ用カトラリー 3pcs&鉄製グリルパンL・ハンドル
こちらはナイフのくぼみにスプーンとフォークが収納できるコンパクトなデザインが特徴。また刃先はものを傷つけないように工夫がされた意匠を採用しています。
いっぽうのフライパン……と思いきや、取っ手が外れてお皿にもなるタイプです。先のOD缶で調理をして、いざ実食の時には取っ手を外してお皿として活用。取っ手もお皿も余計な装飾がいっさいされていない、シンプルなデザインなのも好感が持てます。
今回は愛車に乗ってソロキャンプを楽しむユーザーを想定したエントリーアイテム4品をご紹介しました。愛工房では今後キャンプグッズのみならず、クルマと外アソビをつなぐ便利グッズも積極的に開発していくそうです。「ホビージャパン」の今後の動向、ソトラバ編集部で追いかけたいと思います!
【1】ランプキャッチャー(7700円)
【2】マルチウッドテーブル(1万9800円)
【3】メタルシェラボウル mini 550(3850円)
【4】キャンプ用カトラリー 3pcs(2000円)/鉄製グリルパンL・ハンドル(5000円)【詳しくはこちら】
愛工房(めぐみこうぼう)
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