ソトラバ

燃える新緑と輝く残雪とのコントラスト! 山肌を彩る「ゼブラ模様」を求めた月山登山、極め付きは日暈との遭遇

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

いよいよ月山神社本宮のある山頂部へ

神秘的なハロに力をもらって、だんだん傾斜を増す雪面をがんばって登り切ります。最後に長い石段をこなすと、広々とした山頂部。頂上には、大きな「月山頂上小屋」と、石垣で囲まれた「おむろ」があります。

頂上小屋とおむろ

おむろの中に鎮座しているのは、月山神社の本宮。月読命を祀る月山神社は、平安時代中期に編纂された『延喜式神名帳』にも書かれている由緒ある神社です。水を司る農業神として、また、航海漁業の神としても敬われてきたお社で、修験道の聖地としての歴史もあります。

月山神社

山頂から鳥海山のクールな姿を遠望しながら、「今度はあれも登りたいよね」と。だいたい、一つの山に登頂すると、次に行きたいところがまた出てきてしまいます。

山頂から鳥海山

今回は天候にも恵まれ、想定外のお花やハロにも出会えて大満足の山旅となりました。もちろん、お目当てだった「ゼブラ模様」もバッチリ。

さぁ、次はどこの山へ行きましょうか。帰り道では、心地よい疲労感に包まれながら、次の山を夢想するのが山好きさんたちの〝お約束〟です。

ゼブラ模様