クリーム色から美白に変わる様も楽しめる
今回訪れた日は白い舞妃蓮が見事に咲き誇っていました。舞妃蓮は開花時はクリーム色の花弁に淡い紅色がさし、徐々に色合いを変化して白色になります。古代蓮の大賀蓮にアメリカ原産の王子蓮を配した品種だそうです。
誠蓮は八重咲きで濃い紅色です。こちらは 小田原城や鶴岡八幡宮から蓮を株分けしてもらい育てましたが、残念ながら根付かず。京都から移植して、やっと植え付けに成功したそうです。
ハスの葉は水を弾く特殊な構造で「ロータス効果」と呼ばれています。花びらが落ちた後、実を包んだ蜂の巣のような緑の花托(かたく)と実は薬効成分があり、漢方の原料や食用になっています。ハスの実は滋養強壮作用もあるとか。ハスは古来から不思議な魅力を持ったお花です。7月にピークを迎えるシーズン中にハスの美しい花姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。