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酒好きが選ぶ「焼肉」に合うお酒とは? 青空の下で嗜む酒とお肉のコラボの最適解を検証

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

なんにせよ自分の好きなお酒を飲むのが一番

今回とくに用意していませんでしたが、ぼくが焼肉屋でほぼ毎回注文するのは赤ワイン。好きなんですよ。べつに銘柄には何もこだわりはなくて、赤ければ安物でもなんでもいい。

ポリフェノールが動脈硬化を防ぐとか、脂肪の燃焼を促すとか、そんなことを期待しているということもありますが、まあ気休めみたいなもんでしょう。それよりも、世間でよく「赤は肉料理に、白は魚料理に」と言われるように、焼肉と赤ワインはよく合う気がするんですね。

それと、もうひとつ忘れちゃいけないのはマッコリ。そう、バーベキューとかステーキなら赤ワイン一択でいいんですけど、ことが焼肉となれば、韓国伝統の発酵アルコール飲料であるところのマッコリも欠かせません。もう茶碗でガブガブいっちゃう。

焼肉と酒

日本酒と同じく米で作られているのは変わらないのに、ぼくの肝臓とマッコリは相性がいいのか、ひとりでボトル一本飲んでも全然平気。二日酔いもなし。個人的な結論として、焼肉にいちばん合うのはマッコリで決まり! ……ではありますが、まあ、自分の好きなお酒を飲むのがいちばん幸せ、というのが本当の結論なのでしょう。

【著者プロフィール】
■とみさわ昭仁(とみさわあきひと)
1961年東京生まれ。フリーライターとして活動するかたわら、ファミコンブームに乗ってゲームデザイナーに。『ポケモン』などのヒット作に関わる。2012年より神保町に珍書専門の古書店「マニタ書房」を開業。2019年に閉店後は、再びフリーライターとして執筆活動に入る。近著に『レコード越しの戦後史』(P-VINE)、『勇者と戦車とモンスター』(駒草出版)など。