夏のアウトドア活動は、自然の中で冒険したり、食事を楽しんだり、のんびり過ごしたりと絶好の機会ですが、夏の炎天下、暑さはとても厳しいものがあります。特にキャンプ場では、拠点となるサイトをいかに快適にできるかが重要な課題となります。そこで、少しでも夏キャンプを快適に過ごせるようにサポートしてくれる、注目の暑さ対策アイテムをご紹介しましょう。
パワフルな風を送れる充電式扇風機
まず、ひとつめは「扇風機」です。屋外での暑さを考えると、効果があるのか疑問に持つかもしれませんが、やはり風を起こすことのメリットは大きいです。気温が高くても、風が吹いていると快適に感じることがあるように、風に当たることで涼しさが体感できるでしょう。
街中では、歩きながらハンディ型の扇風機を使う人もよく見かけますが、キャンプ場で使うにはちょっと不向き。できるだけ大きい据え置き型のほうが、余裕のある風を作り出せますね。
いま注目なのは、充電式の扇風機、CLAYMORE（クレイモア）の「CLAYMORE FAN V600＋」と「CLAYMORE FAN V1040」です。三脚スタンドに取り付けたり、フックなどに吊り下げたりして、キャンプサイトやテント内、車内などさまざまな場所でパワフルな風を送ることができます。
両者の主な違いはサイズで、V600＋は幅が243mm、V1040は282mmとなっています。また、V1040にはリモコンが付属しています。両モデルとも風量は4段階で調節可能で、オフタイマーも装備していますから就寝時も安心です。運転時間は7時間～32時間（V1040は23時間）とけっこう長いので、1泊のキャンプなら問題なく使えそうですね。
また、専用の首振り台、「CLAYMORE Swivel369」を使うと、さらに快適さが向上するでしょう。スマホなどの充電もできますので、ポータブル電源としても活躍します。
メッシュ生地で蒸れにくいコット
暑い季節は遊びも楽しいですが、水分補給や休憩を取ることも忘れてはいけません。休憩中に扇風機の風を浴びると、きっと快適に感じられ、だんだんうとうとしてきて昼寝タイムに……。でも、シートに横になろうとしたら地面が熱かった！ なんてこともあるかもしれません。
そんなときに便利なのが、コット（簡易型ベッド）です。ただ、コットはかなり丈夫な生地で作られているため、寝転がったときに暑苦しさを感じる場合があります。そこでおすすめなのが、メッシュ生地を採用した、Qualz（クオルツ）の「レバーロックベッドメッシュ QMLB280」です。
生地は、PVCコーティングを施したポリエステル。通気性がいいので、汗ばんだ状態で寝転がっても蒸し暑さを感じにくいのがメリットです。使用時の高さ18cmというロータイプのため、大人も子供も使いやすいスタイルだと言えるでしょう。
コットは設営がめんどうなのでは？ と思っている人も多いと思いますが、本製品は設営も撤収も実に簡単。設営時はシートにフレームを差し、脚部をはめて、レバーを留めるだけです。撤収時はその逆の手順で、外していけばOK。コンパクトに収納できるので、持ち運び時の負担も少ないでしょう。
