アウトドアの楽しみといえば、野外での調理やバーベキュー。やっている間は楽しいのですが、後片付けが大変…… と思っている人も多いのではないでしょうか。特にバーベキューの網は、焦げがつくと落とすのに時間と手間がかかりますよね。そこで今回は、食材を焼いた網を綺麗に保つためのお役立ちライフハックを紹介します。
知っておくと後が楽! 食材を焼く前にできる焦げ付き防止のコツ
バーベキューを始める際、網に油を塗って食材の焦げつきを防ぐ人は多いはず。実は、お酢にも同様の効果があるのを知っていましたか? お酢にはタンパク質変性作用の働きがあるため、網に食品が焦げつくのを防止してくれます。
加熱することで酸味が飛ぶので、料理が酸っぱくなってしまう心配もありません。お酢はキッチンぺーパーにしっかり染み込ませて、網にまんべんなく塗ってください。
また、食材を焼くのは網が完全に温まってからにしましょう。温まり切っていない状態で食材を置いてしまうと「熱凝着」という反応が起き、食材が網にくっつきやすくなってしまいます。炭の状態もよく見ることが重要です。炭から火が上がっている状態だと、食材が焦げやすいので注意が必要。炭の表面が白っぽくなってから食材を置くと焼け具合をコントロールしやすくなります。
焦げてしまった網を綺麗にする方法は?
上記のコツを押さえていても、焦げつきを完全に防ぐのは至難の業。網に食材が焦げついてしまった場合は、炭の残りやバーナーで食材を完全に焼き切ってから洗うと落としやすくなります。残った炭で焼く場合は、網の上にアルミホイルをかぶせると早く温度が上がり、すぐに汚れを焼き切ることができます。
焦げついた食材を落としたら、重曹で網を洗ってみてください。重曹はアルカリ性のため、酸性である炭の汚れに強いという性質を持っています。まずは重曹を水に溶かして網にスプレー。しばらく置いておくと汚れが浮いてくるので、それをゴシゴシすると汚れがきれいに落ちますよ。擦る際にはアルミホイルを使うと、よりキレイになるのでおすすめです。