2024年4月20日(土)・21日(日)の2日間で開催された「神奈川キャンピングカーフェア in 川崎競馬場 春の大商談会」には、全国各地のキャンピングカービルダーが集結し、フィアットプロフェッショナル・デュカトベースの豪華絢爛なバンコンバージョンから軽自動車ベースのキャンピングカーに加え、トラベルトレーラーまでくるま旅の相棒になるモデルが多数出展されていました。
満足度の高いくるま旅を満喫できる軽キャン
そのなかからソトラバ編集部が注目したのが、大阪府豊中市のキャンピングカービルダー『パパビルド』のダイハツ・アトレーをベースにしたFavorite BOX BASEクーラーモデルです。最大の魅力は、日常使いでは4人乗りの軽バンとして普段のお買い物やお出かけに使用することができ、くるま旅では乗車定員4名・就寝定員2名のミニマムなキャンピングカーとして大人ふたりが快適に車中泊できる仕様となっています。
酷暑の車中泊でもクーラーの稼働で快適
注目したいのは200Ahのサブバッテリーシステムを搭載することで、1000W正弦波インバーター、200Wソーラーパネル、切替リレー、外部入力コンセントなど、必要にして十分以上の電装系を備えています。これにより真夏の日中35℃以上の炎天下でクーラーを約4時間稼働させることができ、日没後であれば約10時間の連続稼働をクリアすることで、夏の車中泊でも安心です。
もちろん天井防音断熱加工が施されるほか、RVウインドウキットにより車中泊シーンで快適に過ごすことができます。キッチンスペースになるシンクやギャレーをあえて未装備とすることで(※側面収納にカセットコンロなどの収納ができます)、ゆったり寛ぐことができる居住空間を確保。家具や快適マットレス、オーバーヘッドラック、そして3WAYの専用テーブルを備えることで、車中泊用のアイテムや食器類などをしっかり収納することが可能です。