ソトラバ

紅葉もみじと銀杏の鎌倉の名所で花手水に癒される! 春ならではの散歩旅はいかが

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  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の花手水
  • 一条恵観山荘の道しるべ
  • 紅葉の一条恵観山荘
  • 一条恵観山荘の丸窓
  • 一条恵観山荘の紅葉
  • 一条恵観山荘の季節のお菓子
  • 一条恵観山荘の抹茶
  • 鎌倉五山第五位の由緒ある禅宗の鎌倉五山代5位の由緒ある禅宗の浄妙寺
  • 浄妙寺の茶席喜泉庵の縁側

鎌倉駅から徒歩で、竹の庭園で有名な竹寺、報国寺にほど近い場所にある一条恵観山荘の紅葉と花手水、浄妙寺の黄金に輝く銀杏の木を愛でに鎌倉散歩の旅に行ってきました。春の息吹も、また格別の味わいを楽しめますよ。

季節の花でお浄めをする京都の風習を鎌倉で

花手水(はなちょうず)はご存知ですか?  筆者は鎌倉にある一条恵観山荘ではじめて知りました。神社やお寺の参拝前に手水舎で身と心を清めることを手水(ちょうず)といいます。花手水とは、水の代わりに花や草木の露をつかって身を清める作法だそうで、もとは野外の神事で水が使えないときに草花や葉についた朝露で手を清めることを花手水といっていたとか。

一条恵観山荘の花手水

こんな作法をコロナ禍もあった時期に、京都の「柳谷観音楊谷寺(やなぎだにかんのんようこくじ)」が手水舎に紫陽花を浮かべたことをきっかけに、手水鉢に花を浮かべることを指すようになったそうです。見ているだけで心癒される花手水に、紅葉の艶やかさが加わった一条恵観山荘へ。鎌倉駅から散歩の旅で訪れました。

人で賑わう鎌倉八幡宮から静寂な滑川沿いの寺社巡りへ

オーバーツーリズムでなにかと話題の鎌倉ですが、鎌倉駅から小町通り、八幡宮辺りは平日でも観光客で溢れ、学生さんの遠足や修学旅行も加わって華やかな風情です。

足早に鎌倉八幡宮の参拝を済ませて、東鳥居を抜け、横浜国立大学教育学部 附属鎌倉小学校を脇に見ながら、金沢街道を辿って大御堂橋から滑川沿いの小路へ。この辺りまで来れば喧騒とは無縁の落ち着いた古都鎌倉の風情が味わえます。

一条恵観山荘の道しるべ

報国寺入口の滑川を渡って金沢街道204号線の道路沿いを少し歩けば、一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)に到着です。鎌倉駅から約3km。徒歩45分ほどの距離ですが、ゆっくり1時間30分は見て、陽射しを感じながらの散歩旅でした。

国指定重要文化財の一条恵観山荘で和の情緒に浸る

一条恵観山荘は、鎌倉の海まで流れ着く滑川沿い、道乗山を背にした場所に1959年京都から鎌倉に移築された国指定重要文化財です。

江戸時代前期の皇子である一条恵観によって営まれ、往時は京都西賀茂の里山に建つ一条家別邸の離れでした。江戸時代初期の正保三年(西暦1646年)、今から377年前に茶会が開かれた記録があるとか。

由緒ある一条恵観山荘に筆者がはじめて訪れたのはアジサイの季節。山荘入り口にあった見事な花手水がとても感動的でした。山荘の庭園散策と各所に配された花手水が色鮮やかだったので、紅葉の時期の再訪を期して訪れました。

紅葉の一条恵観山荘

期待通りの見事さで、紅葉と花手水のコラボレーション。雅びと野趣を併せ持つ癒しの空間でとても心地良かったです。

京都風庭園には紅葉の小路。御幸門に真黒石・守山石の貴重な延段。カニのつくばいには、もみじの葉の美しいグラデーション。茶室「時雨」の円窓など見どころも多く、時を忘れて庭園の野遊びを楽しみました。錦の紅葉に満たされ、かふぇ楊梅亭(やまももてい)で、抹茶と季節の主菓子をいただきます。

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