みかんの皮なども天然の着火剤
乾燥したみかんの皮も着火剤として使うことができます。みかんの皮に含まれるリモネンという精油成分によって火がつきやすく、皮を燃やすことで虫除けにもなるので一石二鳥。しっかり乾燥させるという事前準備は必要ですが、普段はゴミとして捨ててしまうものを活用できるのでエコにもなります。
着火剤の代わりは現地調達することも可能で、キャンプ場によくあるものでは松ぼっくりが使えます。季節を問わず見つけることのできる松ぼっくりは油分を多く含んでいて、着火すると大きな炎が出るのでキャンパーの間ではメジャーな着火剤。ただし内側が湿っていると爆発する可能性があるので、傘がしっかり開いて乾燥したものを使うようにしましょう。
他にも杉の葉や白樺の樹皮も油分を多く含んでおり、天然の着火剤となります。松ぼっくりと合わせてキャンプ場を散策しながら探す楽しみも増えますね。
市販されている便利な着火剤は、安全な固形タイプやゼリータイプなど種類も様々。もしも着火剤を忘れてしまった時は、危険のない範囲で代用品を活用してみてください。