最近流行しているのが、持ち運べるプロジェクターを使って野外で映画を楽しむ「アウトドアシアター」。自然の中で観る映画は開放感もあり、家や映画館とは違う非日常感を味わえると人気です。しかし、マナーを守らないと他のキャンプ中の人たちの迷惑になってしまうことも……。そこで今回は、キャンプ中に周りに迷惑をかけずに「アウトドアシアター」を楽しむためのポイントをまとめてみました。
意外と漏れてしまうのが映像の光
キャンプ中のプロジェクター使用時に、他の人の迷惑になりがちなのが映像の光です。特にプロジェクターをテントに直接投影する場合は注意が必要。薄いスクリーンを使っていると裏まで明かりが漏れるので、周りがまぶしくなってしまいます。
せっかく自然を楽しみにキャンプに来ている人からすると、雰囲気が台無しになってしまうので遮光対策は必須です。光が漏れやすいテントへの直接投影はしない方が無難と言えるでしょう。
特に薄い生地のポリエステルやナイロン素材のテントだと光が漏れやすくなります。テント内で立てたり吊るしたりできるプロジェクター用のスクリーンを使用しましょう。遮光対策としてシェルターを設営し、シェルター内でプロジェクターを使用することにより光漏れを防いでいるという人もいるようです。
音量についての配慮はマスト!
キャンプ中は鳥や虫の声、風や川の音など、自然の音を楽しみながら日常と離れた時間をゆったりと過ごすのも醍醐味のひとつですよね。雰囲気を壊さないよう、音量について配慮するのはマストです。自然の音の中で映画を楽しむために、映画の音は無音にして、字幕だけで観るなどの工夫をしている人も多いようです。
もちろんヘッドホンやイヤホン使用もおすすめ。自然の音は聞こえなくなってしまいますが、周囲への迷惑を考えると必須アイテムと言えそうです。