せっかくキャンプに来たからには、さまざまなアクティビティを楽しみたいという人もいるのではないでしょうか。なかでもクラブ1本とボール、ティーがあればできる「パークゴルフ」は、本格的なゴルフと違い未経験者でも楽しめる手軽さが魅力。とはいえ、パークゴルフを楽しむにはそれなりの広い土地が必要です。
今回は広大な土地を生かしたキャンプ場が多い「北海道」に的を絞り、パークゴルフが楽しめる施設をピックアップしました。もちろんパークゴルフ以外にも、キャンプ場によって楽しめるアクティビティはさまざま。北海道の自然を感じながら楽しいひとときを過ごせますよ。
宗谷最大の全36ホールが魅力!
【施設名】北海道立宗谷ふれあい公園 オートキャンプ場(北海道稚内市)
最初にご紹介するのは「北海道立宗谷ふれあい公園」です。利尻島・礼文島方面からフェリーで行く場合はフェリーターミナルからクルマで東へ約20分。札幌や東京から飛行機を利用する際は、稚内空港からクルマで約10分の距離にあります。同施設はオートキャンプ場やバーベキューコーナー、屋外遊具が揃う冒険広場などがある「総合レジャー公園」。オートキャンプ場にはペット可のロッジやキャンピングカーサイトもあるので、ペットと一緒にキャンプが楽しめます。
パークゴルフ場の利用は5月上旬から10月末まで。中学生以下の利用はできませんが、高校生以上なら1日200円でコースを回れます。コースは初心者向けから上級者向けまで、日本パークゴルフ協会認定コースを全36ホール用意。クラブも1本100円で貸し出しているので手ぶらでOKです。
他にも、雨天でも思い切り遊べる屋内遊戯場や宗谷海峡を一望できる展望ゾーンがあったり、冬にはキャンプ場は休業となりますがスキー場やスノーランドがオープン。子どもから大人まで、季節を問わず皆で楽しめる公園です。
【データ】
■施設名:北海道立宗谷ふれあい公園 オートキャンプ場
■住所:北海道稚内市声問5丁目40番1号
■営業期間:4月29日~9月30日
■URL:https://soyafureaikoen.com/
回りがいのあるコースに何度も訪れるファンも!
【施設名】増毛リバーサイドパーク オートキャンプ場(北海道増毛郡)
増毛リバーサイドパークは増毛町の市街地に隣接する、広さ約10ヘクタールに及ぶ総天然芝公園。センターハウスを挟んで海側のエリアにキャンプサイトがあります。通常のテントサイトの他、クルマが入れるカーサイトが充実。電源が使えるカーサイトもあるので、キャンプの幅が広がります。
リバーサイドパークのパークゴルフ場は全9ホール。9ホールを2回まわって、18ホールをプレイする方式です。こじんまりとしていますが、木立や小川などのトリッキーな障害があって一筋縄ではいきません。何度も足を運ぶ人もいるほど人気のコースです。利用料200円に用具レンタル代が含まれているのも嬉しいポイント。
公園内にはバーベキュー施設や、全天候型のテニスコートも用意。市街地側からは、暑寒公園から赤い吊り橋を渡って公園へ入ります。吊り橋から見える暑寒別川は絶景! クルマで行く際には国道231号線の暑寒別川河口橋のたもとから、上流へ800メートほど進んだところに入口があります。
【データ】
■施設名:増毛リバーサイドパーク オートキャンプ場
■住所:増毛郡増毛町別苅459番地ほか
■営業期間:4月中旬~10月中旬
■URL:https://www.town.mashike.hokkaido.jp/tourism/place/riverside/