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のんびりと過ごしている上野動物園のガラパゴスゾウガメ
そんなガラパゴスゾウガメですが、上野動物園ではどのように過ごしているのでしょうか。
「カメらしく、のんびり過ごしています。太郎はときどき展示場のプールから出てくれなくて、その場所を掃除したい飼育員が困っています（笑）。餌で誘導するなどし、工夫していますよ」（高橋さん）。
人間も人生100年時代と言われていますが、100歳以上生きる先輩であるゾウガメを見習って、のんびり生きたいものです。
【DATA】
ガラパゴスゾウガメ
学名 Geochelone nigra
分類 カメ目 リグガメ科 ナンベイリクガメ属
分布 ガラパゴス諸島
【取材協力】
■高橋英之（たかはしひでゆき）
魚類や水生生物を専門とし、大学の卒論は淡水ミジンコの研究。卒業と同時に恩賜上野動物園水族館飼育係となる。葛西臨海水族園の開園に準備から関わり、都庁水産課海洋生物資源管理調整担当、東京都八丈支庁水産係長などを歴任後、現在は東京都恩賜上野動物園飼育展示課は虫類館飼育展示係長。■東京都恩賜上野動物園
住所：東京都台東区上野公園9-83
URL：https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno
