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【焚き火の本】同じ焚き火シートでも〝熱の反射力〟は雲泥の差!? 地面へのダメージを劇的に軽減する「優れたシートの特徴」とは

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アルミニウムの放射力が歴然の差を生み出す

シートの素材はさまざまで、耐炎繊維、ガラス繊維、シリカ繊維などが主だ。

いろいろなブランドの焚き火シートを使い比べてみたが、なかでも「ベルモント/焚き火プロテクトシート」が群を抜いて優れている。

素材は不燃グラスファイバーを用い、表面には厚口アルミニウムを蒸着させている。これにより、地面に熱が伝わる前に空中に熱を放射し、地面へのダメージを劇的に軽減できる構造だ。

大半のシートは、厚手のグラスファイバーを四角く縫製しただけのもの。

カーボンフェルトやスパッタシートなどもあるが、どれも表面はなんともなくても、焚き火後にペロリとめくってみると地面に焦げ跡がついてしまっていることが多い。

そこにアルミニウムが一枚貼られているだけで、熱を反射する力の差は歴然なのである。

それでも、少なからず裏側の地面には熱が伝わってしまうことは頭に入れておきたい。

                                

【データ】

書名:『焚き火と道具』

出版社:山と溪谷社

URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4635500454

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