キャンピングカーとは一線を画す、バンライフ人気が高まるなかで、200系ハイエースでは“全長が長くて少し持て余してしまう……”という人から注目されるクルマが、ハイエースの弟分的な存在のタウンエースです。
2008年のデビューから、すでに16年が経過したタウンエースですが、2020年6月のマイナーチェンジで新開発の1.5Lエンジンが搭載されたことで燃費が向上したほか、衝突回避支援システム「スマートアシスト」(衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能/車線逸脱警報機能など)の先進安全機能によって、より安全に運転できるクルマへと進化しました。
実際にキャンピングカービルダーからもマイチェン後のタウンエースは好評で、4ナンバーのバン(商用車)でありながらも、快適にドライブできる魅力を兼ね備えています。
70’sなアメリカンクラシックをオマージュ
ハイエース専門店の『NACS(ナックス)』グループがプロデュースするカジュアルブランド「SantaRosa(サンタローザ)」シリーズにランアップする「Fillmore(フィルモア)」は、懐かしのアメリカン70’sを感じさせる、フォード・エコノライン(Eシリーズ)のスタイリングをオマージュ。
丸目2灯の愛らしいスタイリングは、アメリカンレトロな雰囲気たっぷりで、大型アメリカンバンをいい意味でスケールダウンしたミニマムなボディは、日常のお買い物からクルマ旅まで運転に不慣れな女性ドライバーにもオススメです。
ベッドキット装着で車中泊旅にもオススメ
空前のアウトドアブームのなかで注目されるバンライフですが、キャンピングカーほどの装備はなくても、車内で就寝できるベッドキット(オプション装備)があれば車中泊ライフを満喫することができます。もちろん、そんなライフスタイルを彩ってくれるのがフィルモアで、コンパクトながらも工夫次第でよき相棒になってくれる包容力も兼ね備えています。
タウンエースといえば、沢山の道具を車載する職人さん御用達のクルマですが、荷物を積載できる利点を活かした車内は、小型の商用バンとは思えない広々スペースが魅力。しかも、愛らしいスタイリングは女性オーナーでも満足度が高く、2024年3月30日(土)・31日(日)の2日間で開催された「アウトドアデイジャパン東京2024」で展示されたフィルモアは、女性からの注目度の高さはピカイチの存在でした。