調理だけでなく収納にも使えるアルミボックス
最後は、アウトドアの初心者で「手始めにちょっと料理はしてみたいけれど、本格的なクッカーを買ってもずっと使うかどうか…」と思っている人に最適な「メスティン」です。クッカーの原型ともいえるアイテムです。
「メスティンは取り外し可能なハンドルがついた長方形の“飯ごう”です。熱伝導率の高いアルミでできているため熱が内部に均一に伝わり、ふっくらとしたご飯を炊くことができます。
実は、オリジナルのメスティンの生産は1970年代にスウェーデンで始まり、当初は小物入れやフードコンテナとして使われていましたが、日本に入ってから調理にも使われるようになりました」
これ一つあれば、ご飯だけでなく、焼きそばや野菜炒め、スープなど、一人分の簡単なメニューが調理できます。
「トランギアのゴトクやアルコールバーナーなどが収納でき、調理に必要なギアをコンパクトに持ち運ぶことができます。スウェーデンでの使い方同様、ランチボックスや薬箱、小物入れとして使う人もいます」
【データ】
■メスティン
参考価格:2420円(税込)
重量:150g
サイズ:17cm×9.5cm×6.2cm
容量:750㎖
素材:アルミ
※炊飯量の目安:約1.8合まで
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/trangia/kettles-cookers/index_messtin.html
ここまで、アウトドアクッキングに欠かせないクッカーについて紹介してきました。
「トランギアでは、素材や製法にこだわり、家庭で使う鍋やフライパンと同じ感覚で使える製品作りを目指してきました。各製品がフィットするように細かくサイズ設定してあり、組み合わせ自在なので、後から少しずつ追加して拡張していく楽しみがあります」
ぜひ自分に合った調理器具を見つけて、「キャンプ飯」を楽しみましょう!
【取材協力】
■トランギア(イワタニ・プリムス)