おいしいだけじゃない! みかんは皮も役に立つ
日本の冬らしい風景といえば、こたつでみかん。中身はおいしく食べるけれど、皮は問答無用でゴミ箱へ……という方も多いでしょうが、ちょっと待った!
みかんの皮も着火剤代わりに使えるのです。
みかんの皮には、リモネンという精油成分が含まれているのをご存知でしょうか。引火点が48度のリモネンは、火に近づけると激しく燃える作用があります。
ただし、着火剤として使用するときには、しっかりと乾燥させるのがポイント。食べ終わったあとの皮は、天日干しするなどしてしばらく放置しましょう。
火起こしを劇的に楽にしてくれる着火剤は、焚き火のときにはぜひ持参したいアイテム。市販品ももちろんいいですが、ときには実験気分で身の回りにあるものを使ってみるのも面白いですね。今回ご紹介したほかには、牛乳パックや新聞紙、保湿剤のワセリンもおすすめですよ。