ソトラバ

絶景富士山を見る日帰り登山旅
登山愛好家カップルが三菱 エクリプス クロス PHEVで行く
秀麗富嶽十二景・岩殿山[いわどのさん]

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


標高そのものは634mと低山の部類に入る岩殿山ですが、麓から見上げる巨大な岩壁の鏡岩の迫力は息を呑むばかりです。かつて戦国時代には武田信玄・勝頼が率いた武田軍団の武将・小山田信茂の守城でもありました。時代を経て岩殿山は登山愛好家から富士山眺望の山として知られています。

今回、都内に住む登山愛好家のご夫婦の岩殿山登山ドライブに同行させていただきました。二人の山行パートナーは三菱自動車「エクリプ スクロス PHEV」。プラグインハイブリッド車のメリットを活用した快適登山です。

電気が取り出せるPHEVなら、暖がとれてお湯も沸かせる! 山道で心強い「走行モード」も搭載

美しい富士山の眺望がある山として大月市が認定した秀麗富嶽十二景。その八番山頂に選ばれているのが岩殿山です。JR中央本線の車窓からも、または国道20号線を走るクルマからもその山容を見られます。大月駅の目の前にそそり立つ岩殿山は大月市のシンボルと言えます。登山愛好家や低山ファン格好の富士山眺望のピークです。

岩殿山から望む富士山

さて、ご夫婦が駆るエクリプス クロス PHEVはアクティビティに溢れ、かつスタイリッシュなたたずまいが魅力のクロスオーバーSUVです。大容量バッテリーを搭載し、前後モーター駆動による4WDシステム採用のプラグインハイブリッドシステムにより、環境に優しく走りのステージを選ばないオールラウンダーぶりを遺憾なく発揮してくれます。登山愛好家のみならず、アウトドアファンにうってつけのモデルと言えますね。

橋を渡る三菱エクリプス クロス PHEV

登山日は深夜早朝がセオリーです。エクリプス クロス PHEVならモーターのみで走行できる「EVプライオリティモード」で、近隣住宅にエンジンの排気音を気づかせることなくEV走行で静かに自宅から出発できます。「レジャーを楽しむのにお隣さんへの心遣いができるスマートさがカッコいいですね」とおっしゃるご夫妻。

三菱エクリプス クロス PHEVのロゴ

マイカー登山は高速道路&林道ワインディングがお約束です。「エクリプス クロス PHEV」が搭載する前後モーターは、82/95馬力と137/195Nmのトルクがあるパワフルなもの。バッテリーが充電されていればモーターでEVとして走り、充電がなくなると「シリーズハイブリッドモード」になりエンジンで発電してモーターで走行します。

また高速道路など一定速度で走り続けるシーンでは燃費効率を優先し、エンジンを動力としてモーターがアシストする「パラレルハイブリッドモード」での走行となります。高速道路では快適さを、林道ワインディングでは力強くストレスを感じさせない走りを披露してくれます。

三菱エクリプス クロス PHEV運転シーン

SUVならではの最低地上高は、林道ワインディングでメリットを発揮します。秀麗富嶽十二景の山々を走る林道は比較的整備されていますが、人気の八ヶ岳などでは悪路で知られる登山林道もあるので、登山好きのご夫婦も「エクリプス クロスならS-AWCシステムと18.5㎝の最低地上高で、八ヶ岳に行っても安心できますね」と期待を寄せます。

三菱エクリプス クロス PHEV走行シーン

S-AWCシステムは「ノーマル」「スノー」「グラベル」「ターマック」という、4つのドライブモードが設定されています。「ノーマル」はおもに日常で使用し、日常走行のほぼ全域をフォローしてくれます。

三菱エクリプス クロス PHEVのS-AWCシステム

「スノー」はその名のとおり雪道走行用。「グラベル」は砂利道や起伏のある路面向きで、まさしく山岳林道で実力を発揮します。「ターマック」はドライ路面でのワインディングに特化したモードです。走りにこだわるマイカー登山派の愛好家には心強いシステムではないでしょうか。

しかもPHEVならではの蓄電性能で、バッテリーセーブモードやバッテリーチャージモードで充電量をコントロールすることができるため、外部給電を使用したり静かに走行したい場面などのEV走行を思いのままに楽しめます。

橋を渡る三菱エクリプス クロス PHEV

今回、二人は小菅村経由のルートで大月市内を目指しました。いつもより早い出立で夜明け前に道の駅駐車場着。夜明け前までプチ車中泊。車内ではこの冬の間車載したままの電気毛布が活躍。エクリプス クロスPHEVは充電・蓄電に加えて給電能力もスタンバイしています。

三菱エクリプス クロス PHEVの給電機能を使って休憩をする夫婦

ラゲッジスペースに設定されているAC100V/1500Wアクセサリーコンセントで電気毛布も使えるから、一番冷え込む朝方もヌクヌク。さらに電気ケトルでお湯を沸かしてコーヒータイムという、ゆったりお出かけモードの贅沢な富士見登山です。

三菱エクリプス クロス PHEVの給電機能を使ってお湯を沸かしているところ

歴史と伝説の宝の山から美しい富士山の眺望を堪能!

岩殿山登山ルートは畑倉登山口からの登頂となります。登山口から緩やかな登りを歩き出して数分。名所のひとつ「鬼の岩屋」へ。巨大な岩盤の下に「鬼の岩屋」の空洞を見ることができます。大月桃太郎伝説に残る、岩殿山の鬼が住処としていたと言われる洞窟です。大雨が降ると洞窟上部岩盤を滴る水が滝のように落水します。

岩殿山登山ルートで見られる「鬼の岩屋」

尾根に戻り本格的山行は山頂までの標高差約230m。木々に囲まれた尾根は斜度のあるつづら折りですが、「ザレや木々の根が絡むような登山道ではないので歩きやすい」とご夫婦。

岩殿山の登山シーン

コースタイム約1時間足らずで山頂に。眼下には駅を中心に大月市街。その先に待望の秀麗富嶽の絶景が広がります。富士山は右手に高川山、左には道志山系の主峰・御正体山を従え、さらにその左手に九鬼山が並び、まさに玉座の趣。その威風堂々な様は戦国大名ならずとも惚れ込んでしまいます。

岩殿山山頂から望む大月市内と富士山

この山頂からの富士山の姿も素晴らしいですが、秀麗富嶽十二景八番山頂のロケーションはもう1ケ所あります。この先に続く岩殿山展望所からの眺望も引けを取らない壮大なものです。こちらにも秀麗富嶽十二景八番山頂の案内板が設置されています。

秀麗富嶽十二景八番山頂の案内板

山頂周辺には多くの桜の樹が植えられているので「桜と富士山を楽しみに4月に再訪したいですね」と春の登山プランをお考えのご夫婦。岩殿山の人気の理由は、短時間で山頂富士山ビューをダブルで楽しめるコンパクトさにあると思います。

岩殿山から下山してエクリプスクロスPHEVに乗車するシーン

この先には岩殿山と並ぶ有名スポットの「稚児落とし」まで縦走できますが、暖かな春の山行を楽しみに残し、ご夫婦はピストンで下山。小菅に戻り、ランチと日帰り湯を楽しんで帰途につきます。

【エクリプス クロスPHEV】Pグレード
全長/全幅/全高(mm):4545/1805/1685
ホイールベース:2670mm
最低地上高:185mm
車両重量:1920kg
乗車定員:5名
最小回転半径:5.4m
ハイブリッド燃料消費率(WLTCモード):16.4km/L
EV走行換算距離:57km
交流電力消費率:213 Wh/km
エンジン型式:4B12 (MIVEC)DOHC16バルブ・4気筒
総排気量:2.4L
エンジン最高出力(kw[PS]/rpm):94[128]/4500
エンジン最大トルク(Nm[kgf•m]/rpm):199[20.3]/4500
使用燃料・タンク容量:無鉛レギュラーガソリン・43L
モーター最高出力(kw[PS]):(前)60[82]/(後)70[95]
モーター最大トルク(Nm[kgf•m]):(前)137[14.0]/(後)195[19.9]
バッテリー:リチウムイオン電池
総電力量:13.8kWh
サスペンション形式(前/後):マクファーソンストラット式/マルチリンク式
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ:225/55R18
メーカー希望小売価格(税込):465万800円

(問)三菱自動車工業 https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/eclipse-cross/index.html

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