それぞれのアウトドアメーカーの特徴
さて、シチュエーション別のオススメメーカーの他に、独自の視点でピックアップして特徴を考察してみよう。
・mont-bell
登山やキャンプなどだけではなく、さまざまなアウトドアアクティビティに対応したサイズ感、用途のバリエーションが豊富な商品群はユーザー視点に立ったモノづくりをしているmont-bellならではの特徴だろう。30L程度の容量を収納できるにも関わらず、500g以下の軽量バックパックも販売しているので幅広いシーンで活躍してくれるものが多い印象だ。
・Karrimor
本格的なトレッキングをメインに商品開発をしているのでリュック本体と背中の間に空間を生み出すエアスペース構造を採用しつつ、“いかに背負った時に快適か”を追求している。バックの重量が重くなったり、悪天候だったとしても体に負担をかけずに登山を楽しめることを意識した商品作りはいい意味でまさに職人気質。
「一般的にトレッキング用品として、バックパックを展開しているところは背面のレングス違い、または調整できる機能を有したものを展開しています。そのため、実際に重さを入れて背負わせてフィッティングさせてくれる実店舗で商品選びをするのがおすすめです」(宮城さん)
自分が使うと思うもの、実際にパッキングしてみよう
今回は具体的なメーカー名を特徴も交えながらご紹介しました。次回はパッキング(荷物の収納)編です。乞うご期待。
【取材協力】
ジャック・ウルフスキン
https://www.jackwolfskin.jp/