2月の第3月曜日は、プレジデントデイという祝日です。サンフランシスコ近辺の多くの学校では、この週がまるまる休みになります。この2月の9連休は、スキーウィークと呼ばれていて、カリフォルニアのスキー場は子供たちでいっぱいになります。私のキャビンの近くにも、スキー場やチュービングのパークがあるので、小さい子供連れのファミリーが次々と泊まりにきてくれています。
通年でオープンしているヨセミテバレー
さて、アメリカの国立公園は、冬は雪で閉鎖されるところも少なくありませんが、ヨセミテ国立公園は一年中訪れることができます。標高の高いエリアは、雪でアクセスできなくなりますが、メインの観光エリアであるヨセミテバレーは通年開いているので、冬の絶景を楽しむことができます。
今回は、普通の観光以外の冬にしかできないヨセミテのアクティビティをご紹介したいと思います。
「スノートレイルでハーフドームを臨む」
スノーシューやスキーを履けば、雪があってもハイキングができます。冬用トレイルは、あちこちにありますが、人気があるのは、ヨセミテバレーを見下ろす高さのデューイ・ポイントまでのルートで、ハーフドームを臨む絶景が楽しめます。
「ヨセミテ公園にはスキー場も!」
ヨセミテ公園には、なんとスキー場があります。バッジャー・パス・スキーエリアという、1933年に作られたという歴史のあるスキー場です。リフト5基の小さなスキー場ですが、レンタルもあるので、その日に思いついてスキーに出かけることも可能です。前回ご紹介したアワニーホテルには、ここでスキーを楽しむ人々の古い写真が飾ってあります。
「ヨセミテの風物詩、屋外スケートリンクがオープン」
冬になると、ヨセミテバレーに小さな屋外スケートリンクがオープンします。カリービレッジと呼ばれるテントキャビン村の傍にあるので、そこから歩いて行くことができます。暖房付きのテントキャビンもあるので、冬場でも暖かく寝られますし、宿泊代も夏よりかなりお得です。