ハイエースやランドクルーザーなどのコンプリートカー販売を手がけるフレックスが、2024年2月2日(金)〜5日(月)の4日間で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2024」に出展。それぞれコンセプトが異なる20台のデモカーを展示し、そのなかから愛犬仕様にこだわった「DOG VAN」に注目しました。
荷物やケージを載せられるベッドキットを搭載
標準ボディの200系ハイエース・スーパーGLダークプライムⅡをベースに内外装をカスタムした「DOG VAN」は、荷室にフレームから開発したベッドキットを搭載。8枚のマットを使い細かく分割できるのが特徴で、ワンちゃん用のケージの大きさに合わせてベッドアレンジすることができます。
ベッドはクッション性が高く、ワンちゃんはもちろん人もゆったりと休息できる仕様であり、荷室を広く使いたい場合は、フレーム上部にベッドマットが収納できる設計で、ベッド下のスペースを含め空間を3層にセパレートすることができ、荷物の積載性はもちろん重いモノの出し入れのしやすさも兼ね備えています。
愛犬もうれしい機能的なパーツが満載
ワンちゃんがもっと快適に過ごせる空間づくりに重宝するのが、セカンドシートの座面高に合わせて設置できるキャビネットの「zero_FLAT_N」(標準ボディ用、ワイドボディ用あり)を置くことで、2列目シートでもワンちゃんが寛げるようになります。また、ドライブ中でも愛犬と一緒のスペースで過ごせる「わんわんシート」を運転席と助手席の間にあるセンターコンソールに載せることで、愛犬とのクルマ旅を満喫することができます。
もちろん、ドアを開けたときにワンちゃんが飛び出すことがないように事故防止用のリードフックがあるので安心。わんわんシートの側面上部の縁にはクッションが付いているので、運転時の疲労を軽減するアームレストにもなります。
ワンちゃんを第一に考えた装備はほかにも!
荷室にはペット専用のクッションフロア「DOG VAN ORIGINAL CARGO MAT」が施工され、スライドドア部にもワンちゃんが脚を痛めないように厚めの生地が敷設されており、消臭・抗菌・滑り止め加工が施された仕様です。また、フロントシートとセカンドシートには、防水エプロンを被せることで、ワンちゃんが“そそう”してしまっても安心です。
また、体温調整が苦手なワンちゃんが快適に過ごせるように、車中泊のシーンでは換気を促し、防虫効果のある「網戸(オプション)」のほか、網戸に装着可能な停車時に車内の熱さを和らげ、臭いを放出してくれる「FIAMMAターボキット(オプション)」も選ぶことができます。