バーベキューの王様「カルビ」で締める
最後はカルビですが、その前に炭が燃え尽きてしまったので、ふたたび火起こしをします。
豆炭はすでに使い果たしたため、予備の木炭でトライ。枯れ葉を着火剤にして火を育てます。
熾火になったら焼き始めようと思っていましたが、すでに日が傾きかけています。のんびり待っていたら食べられないかも……。ええい、焼いちゃえ!
炭から炎が出ているうちは、まだ燃焼温度が低い証拠。ただ、牛肉は肥育環境と体質から、お肉の中心部は無菌なので、生で食べても問題はありません(ただし新鮮なものに限ります)。
カルビの表面は炙ってあるからこれでよし、ということにしましょう。
味は大丈夫だろうか、との心配は杞憂に終わりました。レアに近いカルビはとろりとやわらかく、あっという間に胃の中へ。そして冷酒をくいっと。焼肉と日本酒のマリアージュ、案外いけるというのが、いちばんの発見だったかもしれません。
最後は駆け足になった上に、小さなハプニングもありましたが、それでも充分リフレッシュできました。休日のひとり七輪、クセになりそうです。
取材協力:フェニックスライズ
■一人用七輪「ひとり酒」
https://www.phoenixrise.camp/items/63991162
■漁師のゴロ塩