最小クラスで見つけるのが難しい【ミソサザイ】
キクイタダキに次いで日本最小クラスの野鳥であるミソサザイは、全長10.5cmと、全長14.5cmのスズメと比べてもかなり小さいです。全身がこげ茶色で、暗い林が好きなためかなり見つけにくい鳥です。また、新宿御苑でも目撃情報が少ないのですが、頑張って見つけたい野鳥の一つとして挙げておきます。
ミソサザイは、何よりも尾羽を上に立てた姿が可愛く、他の野鳥にはない特徴があります。その特徴を頼りにして見つけてみるのも良いかもしれません。
雅な姿が印象的なカモ【オシドリ】
春から夏にかけて北海道や本州中部以北で繁殖し、冬になると本州以南へ南下して越冬します。繁殖期になるとオスは下の写真のように冠羽と銀杏羽を生やし雅な姿になります。
繁殖期が終わる頃にそれらの羽は脱毛し、下のメスの写真のような区別がつかない姿になります。
観察地が多くないオシドリですが、冬の間に新宿御苑に飛来することが有名ですが、池の奥の方にいるため、双眼鏡や望遠レンズが必要です。しかし、ぜひ見ておきたい鳥の一つでもあるので、ぜひ探してみてください。
今回、初めて見る野鳥にも出会い、ビルに囲まれながらも自然が広がる新宿御苑の豊かさを感じました。遠出はしたくないけれども野鳥観察を楽しみたいという方には是非おすすめです。週末のお散歩で新宿御苑を訪れ、野鳥観察を楽しんでみてください。
【データ】
■新宿御苑
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