2024年2月10日(土)に開幕した大阪オートメッセ2024。3連休の初日から会場は大盛況で多くの来場者が、早速数々のカスタムカーに釘付けの様子でした。ソトラバでは、キャンプやアウトドアに出かけたくなるキャンピングカーや話題のオーバーランダーなどに注目。取材しながらもワクワクが止まらない車両をピックアップして、レポートをお届けします。
ミニマムだけど満足度の高い居住空間を実現
オリジナルの“ぷちキャンパー”を販売する軽自動車専門店のカーショップアシストが展開する「PETITcam」(プチキャン)シリーズ。同店では、車中泊&ぷちキャンライフを満喫できるミニマムサイズでありながら、愛らしくも機能的なキャンピングカーを展示。ソトラバ編集部が注目したのが、ダイハツ・アトレーベース(※ハイゼットカーゴへの架装も可)の『シャレー ソレイユ』です。
特徴は太陽のログハウスをコンセプトに、木材を贅沢に使った明るくさわやかな家具を使い、居住空間の設えは使い勝手に優れながら、大人二人がゆったり過ごせるスペースを備えます。キャビネットは左右両側にそれぞれ用意され、脱着可能な持ち運びできるツールBOXとして使うことができ、さらに組み立て式テーブルとして外に持ち出すことができます。
走行充電式サブバッテリーシステムを採用
ぷちキャンではありながら、本格派のキャンピングカーのように走行充電サブバッテリーシステムを搭載。100Aのリチウムイオンバッテリー、もしくは105Aのディープサイクル鉛バッテリーからそれぞれ選ぶことができ、2000Wのインバーターは疑似正弦波ですが、車内での家電製品の使用は問題なしとのこと。また、撮影車両には話題の12Vダイレクトエアコン「One Cool 21」が用意され、薄型設計の室内機とスペアタイヤ部などへ室外機を取り付けることができます。
最近では愛犬を連れての車中泊旅が人気ですが、酷暑ともいわれる日本の夏は、体温調整が苦手なペットにとってシビアな問題です。そこで快適に過ごせるエアコンを導入する人も増えている反面、標高が高い涼しい避暑地を車中泊キャンプのペース基地にするのであれば、あえて高価なエアコンを装着してなくてもOKとのこと。