島根県安来市のみなさん、島根県安来市在住じゃない皆さんも、こんばんは。姫乃たまです。
今日は安来市でどじょうすくいを体験して、地元のお醤油さんの醤油を使って蒲焼きにして食べました。
地酒も飲んだし、何よりどじょうを食べたら胸がいっぱいで、もう眠ってもいいんじゃないかと思うのですが、安来の夜は終わりません。
なんとこれから石窯でピザを焼いて、当連載のテーマソングを里咲りさちゃん(通称・しゃちょー)と作詞作曲するのです! 欲張りか!
簡単なはずのピザ生地作りが……
私たちは引き続き、バーベキュー場付きのコテージ・上の台緑の村にいます。ここにはなんと本格的なピザ窯があるのです。
生地の材料は用意してもらえる(※要予約)のですが、具材は持ち込んでいいので、お昼に農産物の直売所がある「道の駅あらエッサ」で、安来産のみずみずしい野菜を買ってきましたよ。
ピザの材料はこちら!
トマト、アスパラガス、玉ねぎ、白ナスなどの野菜はすべて地元の安来産。それから島根のサラミも買いました。安来市は県内有数の農業地帯で、野菜がとってもおいしいのです。
きゅうりとか、一部の野菜は地酒の「月山」を飲みながら、矢田醤油店の金山寺みそにつけて食べてしまったのですが……これがおいしすぎて、減りが早い。ピザ用の野菜が無事に残っててよかったです。
上の台緑の村のスタッフさんがピザ窯に火をつけてくれました。私としゃちょーも軍手をして薪をくべたりしながら、熾火(おきび)になるのを待ちます。
その間に、ピザ生地をつくるよ!
ピザ生地は粉の配合が(私みたいにいい加減な人には)難しいところだけど、ここではドライイーストと塩と砂糖、強力粉と薄力粉が、ばっちり混ざっている状態で用意されていたので、もう勝ったようなものです。
これをボウルに移して、水100ccとオリーブオイル(これも使い切りのものが適量で準備されている)を加えて混ぜるだけ。絶対失敗しないじゃん!
というわけで、自分のとしゃちょーの分を合わせて、200ccの水を計量カップに入れて持ってきました。適当にしゃちょーのボウルに100cc(ぐらい)入れて、残りを全部自分のボウルに入れます。
混ぜる……混ぜる……あれ……。
しゃちょーの生地はびっしゃびしゃになっていて、私の生地はパッサパサでまとまりがありません。うーん……失敗の香りがする……(ごめんなさい!)。
いきなり全てを諦めて遠い目をしていたら、しゃちょーが「全部一緒に混ぜよっか!」と提案してくれました。
パッサパサの私の生地を、しゃちょーのびっしゃびしゃの生地に投入します。
しばらくしゃちょーが混ぜているのを見ていたら、だんだんしゃちょーの目がきらきらしてきて、「正解の感覚がする……!」と呟いていました。希望が見えた。
正解っぽくなった生地を寝かせている間に、ビールを飲みつつピザ窯の様子を見に行ったら、広葉樹の薪がぱちぱち燃えていて、いい香りがしてきました。もうすぐ熾火になりそうです。