昨日、島根県安来市をあちこち旅する中で気になっていたのが、町のいたるところに張られている「第25回やすぎ刃物まつり」のポスターです。
刃物……まつり!!(面白そう)
安来市は江戸の中期から鋼と鉄で有名な地域なんですよね。鉄製の太刀も昔から数多く出土しているとのこと。
さらに今年の刃物まつりは、コロナ禍の影響で4年ぶりの開催になるので、それは町全体が盛り上がるわけです! 私と里咲りさ社長(通称・しゃちょー)も、ナイフが手作りできると聞いて、盛り上がっております!
4年ぶりの刃物まつりは大賑わい!
しかし、ナイフが手作りできる刃物まつりって、どんなお祭りなんでしょう。
何も知らずにふらりと会場の和鋼博物館駐車場に来てみました。
駐車場と聞いていたので、いくつかワークショップのテントが並んでいる感じかなと思っていたのですが、想像の何十倍も広い!!
まず目に飛び込んできたのが、同時開催されている「昭和の車の展示会」で、クラシックカーが30台ほど大集合しています。広いよ……。
ステージでは安来市立第一中学校の吹奏楽部が演奏していました。最近の中学生も学園天国とか演奏するんだなあと、変なところでしみじみ。とっても賑やかです。
また、そのすぐそばには、古代たたら復元操業の実演コーナーもありました。
刃物業者によるブースも20店以上並んでおり、食べ物の屋台も同じくらいずらりと並んでいます。とても回りきれなかったのですが、どじょうの唐揚げなど、安来市ならではのグルメも並んでいたようです。
なんと包丁マッサージのお店までありました。包丁のマッサージがあるの!?
会場内で刃物を剥き出しで歩くのは禁止されているのですが、透明なビニールカバーに覆われた大きな鍬(くわ)なんかを持っている人たちがうろうろしていて、なんだか面白いです。いままで見たことがない光景だ。
中でも一番、長蛇の列ができていたのが、500円で包丁研ぎをしてもらえるブース。
11時前に着いた時点で、すでに受付終了していたくらい大盛況でした。
五名ほどの職人さんたちが並んで、一心に包丁を研いでいる光景もまた圧倒されるものがあります。
アウトドアナイフショーといったナイフの展示もあって、見どころは盛りだくさんです。