巨大なジャイアントセコイアに畏敬の念を覚える
ジャイアントセコイアは、現存する最も巨大な木で、なんと地球上で最大の生物です。このシエラネバダにしか存在しない絶滅危惧種でもあります。ヨセミテ公園の南の方にあるマリポサグローブのものが有名ですが、ヨセミテ渓谷に入る少し手前のツオルムグローブにも群生しています。
ここはいつもクルマで通り過ぎてしまう場所でしたので、今回初めて見に行きました。クルマを駐めてから、1〜2kmだらだら谷を下りていきますと、ぽつんぽつんとジャイアントセコイアが現れて、その先は、何本か集まっているエリアを歩いて回れるようになっています。久しぶりにジャイアントセコイアを見ましたが、周囲の木と比べて、やはり存在感がすさまじく、そして美しく、ずっと見ていると、畏敬の念を覚えずにはいられません。
このように、ヨセミテは、オフシーズンでも、夏とはまた別の楽しみ方ができます。次回は、冬のヨセミテを楽しむ方法をいくつかご紹介できればと思います。