車中泊をするのにハイエースでは大きすぎるし軽バンでは小さすぎる……という人にとって、タウンエース&ライトエースはちょうどいいサイズ感のクルマです。全長や全幅はコンパクトカーと同等クラスで小回りも利き、低燃費なうえ高さがあるため積載性能が高いのも魅力。
タウンエースを車中泊をはじめ、アウトドアで活用するユーザーがいま急増中。そんな方にぜひ注目してほしいのが、ここで紹介するクラシックベンツの顔に化けたタウンエースです。
懐かしのメルセデス・ベンツの顔を再現
大阪のエアロパーツメーカー「イーエスビー」が東京オートサロン2024で展示していたタウンエースがこちら。ボディキットの名前は「CLS fox」。そこからも想像できるとおりベース車の顔を他車種のそれへと「化けさせるキット」というのがコンセプト。
これまでも様々な車種で「あっ」と言わせる顔に化けさせた同シリーズが今回モチーフとしたのは、30年以上前に販売されたメルセデス・ベンツのトランスポーターでした。
キットを装着することで、商用バンのチーム感が払拭され、おしゃれでレトロな顔面へと印象を大きく変えることができる、というものです。
最小限のパーツでリーズナブルに化けられる
このメルセデス・ベンツ化に必要なパーツは、ヘッドライトに貼るライトカバーとボンネット先端にセットするボンネットパネル、純正との交換式となるフロントバンパーのみ。大がかりな加工などをせず、これだけで角目仕様のクラシカルなフェイスに変更できのが特徴。
この手の顔面変更キットとしてはリーズナブルな価格設定もアピールポイント。未塗装の製品代が税込み14万3000円なため「(板金屋&塗装屋さんによって値段はまちまちですが)塗装&取り付け代を含めても約20万円でこの仕様になる」というのも魅力のひとつだそう。