最近人気のナイトハイク。それだけでも十分ワクワクしますが、今回はナイトスコープを持って夜の高尾山を散策するプチナイトハイクをご紹介します。舗装されている1号路では動物観察ができ初心者にもオススメです。
ナイトハイクで忘れてはいけないもの
ライト類の他、寒い季節は日没後に急に気温が下がるので防寒対策をしっかりとして下さい。初夏から秋頃までは防虫スプレーなどがあった方が良いです。また雨具は必ず入れて下さい。
意外な動物にも出会える夜の高尾山
おなじみのムササビをはじめ、アナグマ、ハクビシン、タヌキ、フクロウ、アブラコウモリなどを観察することができます。また、基本的には昼行性のイノシシが人を避け夜に現れることもありますし、昼でも夜でも活動するニホンジカに会うこともあります。
その他、番外編として山頂には何故か野良猫がいるので猫好きさんはぜひ会いに行って下さい。
夜に動物たちを観察する際は配慮が必要
夜行性の動物に白い光を当てると目が眩んでしまい、その間天敵に襲われる危険性が高くなるといわれています。
一方、問題ないという説もありますが、人でも懐中電灯を向けられた時に、一瞬目が見えづらくなったり、光の跡が目に焼きつく事があるので、同じ現象が動物に起こる可能性を考慮し、影響の少ない赤い光のライトを使ったり、暗闇でも物が見える赤外線を使用した機材で観察するのが良いとされます。
とくに赤外線を使ったナイトスコープは動物の観察をするのにとっても便利。餌を食べている様子や移動の様子をクッキリと見るとことができます。