最近は昼だけでなく夜の高尾山も人気なようで、夜道を下っていると何人もの人とすれ違います。比較的容易なコースである1号路は舗装されているため夜道でも歩きやすく、動物観察もでき、途中で足を止めて休憩する場所もあるのでナイトハイクにうってつけ。
今回はゆったりナイトハイクを楽しみたい人のために、冬の高尾山の見どころを紹介します。
冬の高尾の風物詩といえばダイヤモンド富士
高尾山では1年中山頂付近から富士山を望むことができますが、毎年12月中旬頃の冬至前後に見られる「ダイヤモンド富士」は、沈む夕日が富士山頂と重なる姿が格別です。見頃の時間は4時~4時半頃ですが、写真のように混雑するので場所取り取りはお早めに。
夜の高尾山では夜景も楽しめる
夜景は山頂近くからも見られますが、少し降りた薬王院の山門近くにある広場や、その下の「ケーブルカー山頂駅前広場」と「かすみ台」にはベンチがありゆったり見られます。
八王子市から東京都心部の街並み、場合によってはスカイツリーや東京タワーを目視できるので、有名な建物を探してみるのも楽しく、特に冬は水蒸気やちりなどが少なく空気が澄んでいて、遠くまで見渡せるので夜景や星空を楽しむのにおすすめのシーズンです。
急な気温変化には要注意!
ナイトハイクを楽しむ際には気温変化に要注意。標高が低い高尾山といえども日が落ちた途端に思っていたよりも寒くなるので、防寒対策はしっかりとしておいた方が良いでしょう。
参考までに、高尾山のふもとである八王子市の平年値は、気象庁によると12月の日最高気温は11.7度、日最低気温は0.8度となっています。高低差があるので、山頂の天気予報情報をこまめにチェックすることをオススメします。