大バラシから精肉作業までの流れを知る
切り離した部位は一つひとつがずっしりと重く、肉を実際に持った子供たちから歓声が上がります。また「このシカは何歳だと思う?」と子供たちに聞くと、15~20歳くらいという答えが多く、本当は3歳のシカであることを知って驚くなど、見て・触れて・学び・食べる食育プログラムになっています。
そして大バラシのあとは骨から肉を切り離していく「精肉」作業。BBQで食べるためのサイズに切り分けます。参加者はここで初めて、スーパーなどで売っている肉の形になることを認識します。
最後は、切り分けた「大槌ジビエ」を実食。BBQならぬGBQで、焼き立てをほおばります。赤身独特の旨味が詰まって、臭みがなく柔らかい肉質に「おいしい!」「おかわり!」の声が。鹿肉はほかの肉と比べて脂肪が少なく高タンパク。鉄分も豊富なヘルシー食材として注目されています。解体体験は1kgあたり8000~1万円の鹿肉のお土産つきで、季節に応じて通年で開催。詳細は「大槌ジビエツーリズム」HPまで。
【データ】
■運営:大槌ジビエツーリズム