軽自動車のキャンピングカーにソーラーパネルを搭載した先駆け的な存在のキャンピングカービルダーがオートワンです。2024年1月12日(金)から開幕した東京オートサロン2024では、注目の軽キャン2台を出展しました。まずはソーラーシステムを標準搭載するエブリイバンをベースにした「給電くんポップアップ」。そしてアウトドアで快適な車中泊を実現するエブリイの「ピッコロ・キャンパー+」です。
ポップアップルーフで4人乗り4人就寝を実現
キャンピングカーを所有するメリットは、もちろん快適なキャンパーライフが楽しめること。この1点に尽きると思いますが、一方、昨今では災害問題から罹災した時の避難などでの活用まで視野に入れて、購入を考える方々も多いと思います。
とくにペットを飼われているキャンプ好きなら、プライベート空間の確保と同等にペットとの共生は避難生活において重くのしかかってくる問題でしょう。これから購入、ないしは買い替えを考えているなら、電力確保をテーマにキャンピングカー選びをするのもひとつの手段ではないでしょうか。
強力な40Wソーラーパネルを標準装備
軽キャン専門のキャンピングカーの巨人、オートワンが出展した軽キャンパーといえば、エブリイバンをベースにした「給電くんポップアップルーフ」です。発表以後、話題を集めている電化キャンパーは、電化製品を車内やアウトドアで使いたいというユーザーリクエストに応え、蓄電可能な30Wソーラーパネルを搭載した「給電くん」の高機能をそのままに、人気のポップアップルーフ仕様に発展させたモデルです。
最大のポイントは「給電くん」が乗車定員4名・就寝定員2名なのに対し、4名乗車で4名就寝をポップアップルーフの採用により実現したことに加え、1850mm×1100mmのベッドルームの広さをルーフに確保しています。そしてポップアップルーフトップには従来より強力な40Wソーラーパネルを標準装備。今回の展示車両にはオプション仕様の100W充電仕様を搭載しています。