一口にキャンピングカーといっても、数千万円クラスのバスコンバージョンからお手軽に手に入れることができる軽キャンパー(軽自動車ベースのキャンピングカー)まで、さまざまなタイプがあります。そんななか昨今のキャンピングカーは多様化を極めており、本格派の8ナンバー登録車ではなくても、5ナンバーや3ナンバーのまま車中泊やキャンプに使えるライトキャンパーが急増中です。
5ナンバーのまま車中泊が満喫できるフリード+MV
『ちょうどいい』を謳うホンダのコンパクトミニバンのフリードには、3列仕様(6〜7人乗り)と2列仕様(5人乗り)のフリード+(プラス)をラインアップ。キャンピングカーの豊富な架装実績を誇るROCKY2(村山自動車商会)では、プリード+をベースに8ナンバーじゃなくても充実の車中泊が楽しめる「フリード+MV(マウンテン・ビレッジ)」を、2024年1月12日(金)から3日間のスケジュールで開催の東京オートサロン2024に出展しました。
純正シートを畳んで片側orフルフラットベッド可を実現
フリード+MVの魅力は、5人乗りミニバンとしての普段使いをスポイルすることなく、2列目シートを畳むことで片側ベッドや大人二人がゆったり就寝できるフルフラットベッド(ベッドサイズ:180cm×127cm)、対面対座のダイニングスペースも実現。車両後方には電装用のスイッチパネルやUSBポートなどをインストール。ダイニングテーブルはキャンプや車中泊シーンでリヤゲート後方に移設することもできます。
他にも、より快適な車中泊を叶えてくれるFFヒーターや92Aサブバッテリーシステム、40A走行充電や1500Wインバーターのほか、さらにソーラーパネル、12Vエアコン、リチウムイオンバッテリー、断熱加工を備えることで、8ナンバー仕様の本格派モデルにも匹敵する充実のアウトドアライフをサポートしてくれます。
2つの車両タイプにそれぞれ3タイプの仕様を設定
フリード+MVは、フリード+G・Honda SENSING(1.5Lガソリン/1.5L ハイブリッド・2WD/4WD)の各モデルから選ぶことができ、それぞれ車中泊KIT(298万4400円〜343万5400円)/車中泊KIT+電装KIT(347万9400円〜394万400円)/camperKIT(398万5400円〜443万6400円)をラインアップ。
もちろん各タイプともに2列シート仕様のミニバンとして日常使いできるモデルなので、ボディサイズが大きい本格派のキャンピングカーのように持て余すこともなく、日常と非日常を自由自在に楽しめるのがフリード+MV最大の魅力です。