雷鳥沢までの激下りのち、待ち受けるはラスボス坂の激登り
別山乗越から室堂方面に向かいますが、名物雷鳥坂の一気下りが待ち構えていました。標高2750mから2330mの雷鳥沢まで約400mをひたすら下ります。ガレた坂道は浮石を踏まないように足もとに要注意です。雷鳥沢まで降り下って雷鳥沢キャンプ場を横切ります。
そして待ち構える最後の登りは石積みの階段。2400mの日本一高所にある温泉まで、ひたすら階段を一段一段。太腿が泣きを入れます、心は愚痴をこぼします。地獄谷から吹き上がる硫黄臭に当日の終点を感じ取り、「みくりが池温泉」着。こちらの宿では温泉浴と豪華な食事を堪能できます。
翌日の天気は、やはり予想通りの大荒れ。ほぼ台風。立山三山の浄土山を目前に撤退、下山。再チャレンジを胸にしまいこんで立山を後にします。
立山は特にヘルメット着用推奨されていませんが、雄山~富士ノ折立は3000m超えの稜線歩きになります。滑落はなくとも転倒すればケガは避けられないので、可能ならば頭部保護のヘルメットおよびグローブを携行することをお勧めします。登山道は急坂のため、特に下りの際には足もとをよく見て落ち着いて下るようにしましょう。景観眺めの「ながら」下りはケガの元です。w