ソトラバ

沼津港深海水族館に聞く! 深海生物〝ブサカワ〟選手権【へんないきもの・深海魚編 vol.02】

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

毛皮を着ているようなオキナエビは貴婦人風

「私たちの今の一押しはオキナエビなんです。オキナエビは体に細かい毛がいっぱい生えていて、見た目がとってもモフモフしている珍しいエビなんです。人によってはその毛が気持ち悪いという人もいますが、まるで、毛皮を着たファッショニスタという感じです。深海に住んでいるので目はとても小さく退化していますが、長い触角を持っているのも特徴ですね」(山口さん)

PHOTO:沼津港深海水族館

白い軟毛が白髪のように見えて、まさに翁(オキナ)のようでもあります。立派なハサミもチャームポイントですがめったに使わないのだとか。

「エサを食べるときも、他の足を使うんです。大きなハサミを一体いつ使うつもりなのか、不思議なので観察してみてください」(山口さん)
                                   

【DATA】

オキナエビ

学名 Nephropsis stewarti

分類 アカザエビ科オキナエビ属

生息地域 日本やフィリピン、アラビア海などの水深300~800mの砂地

                             

ほかにも、深海にはさまざまなブサカワ生物たちがいます。沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアムで自分だけのブサカワアイドルを見つけて下さい!

                            

【取材協力】

■沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム

http://www.numazu-deepsea.com/

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