使い捨てカイロの約13倍もの熱量を持っている
燃料となるベンジンは、ハクキンカイロ指定の「NTベンジン」(798円※税込)がおすすめで、高度な精製により不純物を取り除いたタイプとのこと。ハクキンカイロ本体の火口(ひぐち)を外し、付属の専用カップ(12.5cc)を使ってベンジンを本体に注入すればいいので、作業自体は全く難しくありません。
そして、マッチやライターを使って火口のプラチナ触媒に炎を当てればOK。カイロは付属の袋に入れて使用します。アウトドアで使うものなので、うっかり専用の袋を紛失してしまう人もいるそうですが、「靴下などでも代用できますので、直接触れないようにして使ってください」(佐藤さん)
ハクキンカイロの熱量(カロリー)は、使い捨てカイロの約13倍と言われています。毎年、冬が近くなるとよく売れるそうで、この時期、注目の一品ですね。「燃料が凍らないので寒い地域でも安心して使えますし、非常用としてもおすすめできます」(佐藤さん)。キャンプ用に、また非常時の備えとして、持っておくと安心のアイテムなのです。
※表示の価格は、石井スポーツ ヨドバシ横浜店での販売価格(取材時)です。
【データ】
■ハクキンカイロ STANDARD/ハクキンカイロ mini(ハクキンカイロ)
【取材協力】
■石井スポーツ ヨドバシ横浜店
住所:神奈川県横浜市西区北幸1-2-7 ヨドバシ横浜7階
URL:https://www.ici-sports.com/shop/yodobashiyokohama/
■佐藤 洸さん(キャンプ用品担当)
3年ほど前、姉に誘われて初めてキャンプに行き、一気に夢中に。いまでは、休日に少しでも時間が取れれば、ソロキャンプに出かけている。大自然のもと、ゆったりと時が流れていく中で、日常を忘れて気分転換ができる、この“ひととき”が最高。