キャンプの醍醐味といえば、やはり焚き火。外でゆっくりとキャンプを楽しみながら火を眺める時間があれば言うことなしですが、忙しかったり、寒くなってきたりと、なかなかキャンプに出かけられない人も多いのではないでしょうか。そんな人たちのために、家の中で焚き火気分が楽しめるアイテムが発売されました(※在庫切れのため2023年12月26日現在、注文いただけません)。
薪のような〝LEDライト〟!?
LED照明の企画開発・インターネット販売を行う「ビームテック」と、キャンプギアなどの設計・製造を行う「The Arth」がタッグを組んで誕生したのが、多機能薪型LEDライト「薪男(まきお)」です。
薪型ライトとは一体? と疑問に思われる方も多いかもしれませんが、実物を見てみれば、そこにあるのは確かに薪そっくりのアイテム。表面には薪独特の表情が再現されていて、内側から赤く光る様子は、火にくべられて静かに燃える薪そのものです。
まるで本物の薪のようですが、LEDライトなのでもちろん屋内で安全に使用できます。
「薪男」は焚き火モードとライトモードの2つのモードを搭載。
さらに焚き火モードには、全点灯、ランダム調光の焚き火モード壱ノ型、ランダム部分点灯の焚き火モード弐ノ型の、3種類の点灯モードがあります。
「薪男」を使用した際に、これらの点灯モードによって、より焚き火らしさ、熾火らしさが表現されます。風が吹いたときの煌々と燃えて赤くなる様子も再現するなど、とことん見栄えを追及。質感や明るさ、浮かび上がるロゴのイメージなど、何度もテストを重ね、サンプルも100本以上つくったそうです。
内蔵バッテリーはリチウムイオンバッテリーで、6700mAh。フル充電時で焚き火モードなら、全点灯で約17時間、壱ノ型で約27時間、弐ノ型で約96時間使用できます。
ライトモードには、スポットライトとランタンライトの2つの機能があります。
スポットライトモードでは、照射範囲が狭く強力な光で、懐中電灯のように特定の場所を照らすことができます。暗い場所を歩くときに足元を照らしたり、道筋を案内したりするときに便利です。
タープやテントなどで吊るして使えるランタンライトモードは、HighとLowの2つの明るさに切り替えが可能で、広範囲を均一に照らせるので、非常用の照明としても役に立ちます。
暗い場所でも操作しやすいよう電源やモード切替のスイッチの形をそれぞれ変えています。これで手元が見えなくても、指先で触るだけでスイッチの種類がわかります。
ライトモードでも、充電が満タンの状態でスポットライトが約21時間、ランタンライトのHighが約23時間、Lowが約67時間も使用できます。