きのこと鶏肉のコクのあるスープで作る鍋の締め
【カレーそば】
なぜかほんのちょっとだけ具材が残る───。これぞ鍋料理の摩訶不思議な点です。「食べ尽くすのは申し訳ないかも……」とそれぞれが譲り合ったときに、しばしばこういう事態が起こりますよね。
でも大丈夫。鍋の残りはリメイクレシピでおいしく、新しい料理に生まれ変わります。鶏もも肉ときのこの旨みが凝縮されたスープを、最後の一滴まで飲み干さないのはもったいない!
材料はそばとカレーフレーク。手軽に調理するため、ゆでそばを用意しました。生そばや乾麺でもOKですが、下茹でする必要があるのでご注意を。
その後、カレーフレークを投入します。本来はカレーフレークのあとにそばを入れるつもりでしたが、「このスープとそばって、きっと相性バツグンなはず」とひらめいてしまい、先にカレーなしバージョンでつまみ食いをしました。予想通り、このまま食べても大満足の、奥行きのある味わい!
カレーフレークは溶けやすいため、すぐさまスープと馴染み、あっという間に完成です。溶けるのを待っているあいだにそばがのびたら……、という心配は無用でした。
先ほど満足したばかりなのに、カレーの妙味が加わるとこれまた美味。きのこと鶏肉の旨みが溶け出したふくらみのある味がたまりません。さらさらしているので、スープカレーのようにご飯を合わせてもよさそうです。
本番の鍋料理はもちろん、鍋の締めまでおいしくいただける「あとのせ鰹節が香る鍋つゆ あさりの旨み」。同シリーズにはほかに、塩ベースの「魚介の旨み」とトマトベースの「トマトの旨み」もあります。こちらもおすすめですよ。