気が付けば2023年も残りわずか。みなさまにとって良い一年だったでしょうか？　今年は異例の猛暑が続き、秋を感じることなく冬になってしまい、もっとも快適な季節にキャンプを楽しめなかったと言う人も多いかもしれません。そんなフラストレーションを吹き飛ばすためにも、年末年始をキャンプ場で過ごしてみませんか？　最近では年末年始に「キャンプ納め」と「キャンプ始め」を続けて行えるキャンプ場が増えているようです。暖かい部屋から飛び出してキャンプ三昧の2024年を楽しみましょう！

まずは事前のリサーチと予約を確実に！

昨今は年末年始を通して営業しているキャンプ場が増えているようですが、飛び込みでキャンプ場を訪れるのは危険です。まずはインターネットを使って営業しているキャンプ場をチェックし、しっかりと予約を入れてから出かけましょう。

友人が営むキャンプ場では「年末年始の予約はまだ余裕があるよ」とは言っていましたが、一年の終わりと年初めにダメージを受けないためにも、確実な方法を選ぶのが得策です。

年越しができるキャンプではイベントも開催

年越しキャンプが楽しめるキャンプ場では、新年のカウントダウンや餅つき大会、お雑煮パーティなどが催される場所もあるので、細かな情報はSNSやキャンプ場のホームページなどでリサーチしておきましょう。逆に除夜の鐘を聞きながら静かに過ごしたのであれば、派手なイベントを行わないキャンプ場を選ぶことをおすすめします。キャンプ好きたちとワイワイと年越しをするもよし、気のおけない仲間やソロで静かに過ごすのも一興。それぞれの年越しスタイルに合わせてベストなキャンプ場をセレクトしましょう。

近隣をリサーチしてキャンプ場をセレクト

年越しキャンプを楽しむためにキャンプ場を選ぶ。その時に注意するべきは近隣の情報をしっかりとリサーチしておくことです。キャンプで年越しを楽しみ、有名な神社やお寺を参詣したいのであれば良いのですが、有名な神社仏閣に近いキャンプ場では初詣の大渋滞に巻き込まれる可能性があるからです。

また、おすすめは初日の出が楽しめるキャンプ場で、東側が開けた高台のキャンプ場や太平洋側の海に面したキャンプ場を選べば、キャンプをしながらご来光を拝める可能性が高くなります。大好きなキャンプをしながら初詣と初日の出が楽しめる、そんな一石三鳥の極楽浄土が世の中には存在するかもしれません。

極寒の年越しキャンプは装備をしっかりと用意

年越しキャンプを楽しむ場合、焚き火やお酒の用意だけでなく防寒対策をしっかりと行うことが大切です。シュラフの温度帯、防寒着や手袋などの衣類、カイロや暖房器具の事前点検、ガスボンベや薪などの確認とともにお天気情報もチェックしておきましょう。頭の中では「お正月＝初日の出＝晴れ」になってしまいがちですが、急な雨や雪などに備えておくことも大切です。

元旦や三が日はガソリンスタンドが休業している可能性もあるので、しっかりと給油しておくこともお忘れなく。キャンプ場のある山村では都会とは異なり暦通りにお休みを取るガソリンスタンドや商店が多いので、燃料だけでなく食材やお酒なども現地調達ではなく事前に用意してから年越しキャンプに臨みましょう。