九州の水門メーカー「乗富鉄工所」が、ステンレスを編み込んだ直火専用のメッシュ式フライパン「メッシュパン」(大・小の2サイズを設定)の発売を開始しました。直火料理のメリットは、なんといっても直接火であぶり焼きをすることで余分な油を落とすことができ、炎や煙で燻して焼き上げることで香ばしく仕上げることができます。ただし、火加減の調整が難しくチャーハンや焼きそばといった細かい食材の調理が難しいという欠点もありました。そこでメッシュパンでは、目が細かなメッシュを採用し、細かい具材を使った調理ができるのはもちろん、藁焼きや燻製も可能です。
直火料理の弱点を解消してくれるメッシュパン
「メッシュパン」は、目の細かなメッシュを使うことでこれまで不可能であった焼きそばなどの麺類やお米も直火で調理することができます。前述のとおり、余分な油は網の下に落ちるのでヘルシーに仕上がるのもメリットの一つです。
また、「メッシュパン」には持ち手が付いているので、木炭の火加減を見ながら焦がすことなく上手に調理することが可能です。
直火での藁焼きや燻製も簡単に調理できる
また、「メッシュパン」の活用方法として藁焼きや燻製をつくることも可能です。例えば、カツオのたたきのように、料理に藁の香りをつけながら食事の旨味を引き出すことできます。また、スモークチップを用意すれば燻製づくりもOK。調理方法は、メスティンやスキレットにスモークチップを載せて、その上からメッシュパンを被せると土台の完成。好きな食材を載せて蓋をするだけで、燻製独特の風味や香りが付き、シンプルな食材であっても料理のクオリティが一気にアップします。