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初参加で知った〝より深く楽しむため〟の要点!「New Acoustic Camp」初参戦ルポ【初参加者向けアドバイス編】

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

持ち物:水関係であると便利なもの・なくてもいいもの

ニューアコ会場は、本来ゴルフコース&スキー場なので、普通のキャンプ場よりは水回りの使用に制限があります。まず、水道の水は基本的に飲用できません。そして洗顔&歯磨き粉の使用はテントサイトによってNG。温水シャワーはあるだけでとってもありがたいのですが、チケットが限られています。

そこで、歯磨きシート、洗顔シート、シャワーシート、シャンプシートなど、水を使わずに体をキレイにできるアイテムがあると便利です。飲用水も忘れずに持っていきましょう。

そのほか水関係でいえば、レインウェアもお忘れなく。脱ぎ着がしやすいポンチョが便利で、会場内にもポンチョ姿の人を大勢見かけました。レインブーツは、雨の降り方にもよりますが、筆者個人的にはなくてもいいかな、と思いました。芝生のエリアが多く、ぬかるまないので、防水のトレッキングシューズで事足ります。

当日の行動①:午後入りでも奥まで行けば平らなキャンプサイトが空いている

筆者は午後に会場着のシャトルバスに乗ったため、ステージから近いキャンプサイトはびっちり埋まっていました。一瞬、斜面にテントを張ることを考えましたが、会場内の看板を注意して見ていると、各キャンプサイトの空き情報が書いてあるものがあります。

その情報を参考にしつつ、12番サイト、13番サイトなど、ステージから離れているところまで頑張って歩くと、平らで広いスペースが結構残っていました。これら奥のほうのサイトは、荷物を運ぶのに少し苦労しますが、静かで密度も高くなく、結果満足度はかなり高くなるのでおすすめです。

当日の行動②:トイレはHEREステージ側が空いている

ニューアコ会場内にはトイレがいつくかあります。もっとも混むのがYONDERステージの近くのトイレ。2日目の昼間には長蛇の列ができていました。

しかし一方で同じ時間帯、YONDERステージ近くのトイレから少し歩いてHEREステージ手前のトイレへ行くと、まったく並んでいませんでした。YONDERステージ近くのトイレで長蛇の列を見て絶望したときは、ぜひ少し歩いてHEREステージ側のトイレを利用されることをおすすめします。

写真はYONDERエリアから7番キャンプサイトへ向かう道。この道の先にHEREステージ側のトイレがあります。

当日の行動③:エコステーションで回収可能なゴミは制限あり

YONDERステージのトイレの横にはエコステーションがあり、飲食ブースなど会場内で出たゴミを回収してくれます。ただし、会場外から持ち込んだものから出たゴミの回収は原則不可なので要注意です。

会場外で購入した飲み物や食べ物の空きペットボトル、空き缶、空きカップ等は、基本的に持ち帰りとなりますので、ゴミ袋を用意しておきましょう。または、エコステーションで専用のゴミ袋を購入すれば、持ち込んだゴミも回収してもらうことができます。

そのほか、焚き火などで出た灰は、専用の回収場所に持っていきましょう。

さて、ここまでニューアコ初参加での気付きをいろいろとまとめてきました。まだまだあるような気もしますが、細かいことは楽しい思い出がカバーしてしまって、もはや思い出せません。それに、時間が経つほどに「苦労したこと」も「いい思い出」に変わってしまって書くほどではないような気がするので、このくらいで終わりにしようと思います。

ニューアコはキャンプの自由度が高く、ベテランはもちろん、初心者でものんびりゆるゆる、自分達のペースで楽しめるフェスでした。

とてもウェルカムな空気感なので、2024年はぜひ、秋の水上の自然と音楽を楽しみに、ニューアコに参加してみてはいかがでしょうか!

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